尾崎放哉関連書籍⑦『決定版 尾崎放哉全句集』
内容
こちらの句集は放哉のそれぞれの時期に分けて句を収録しています。他、短編小説の『夜汽車』や木村緑平宛書簡もあります。
こちらのおすすめポイントは、「Ⅱ 新資料作品」のなかにあります、「京都俳談会」「大阪俳談会」が収録されていること!井泉水や北朗始め、層雲の方との句について話し合った記録が読めます。それぞれ一つの句について、あーだこーだと各々の考え、味わい方を話しているわけですが、批評になるにせよ、放哉先生のつっこみ方にヒヤヒヤもしました。当時、どのように句を味わっていたのか、また他の同人の方との関りも知ることができます。
どこで読める?
古本で探す、もしくはかなり多くの図書館に所蔵されておりましたので、図書館にて借りることもできそうです!またデジタルでも読めるとのこと。