ピンク色の空
毎朝の日課に朝焼けの写真を撮りはじめて半年以上たった。
写真と言っても、一眼レフなどではなくスマホで手軽に撮影している。
同じ晴れの日でも、空の様子は毎日変わる。
今朝はすごくキレイな朝焼けだった。
こんなキレイな朝焼けは久しぶりな気がする。
ところで、朝焼けというとオレンジもしくは赤がイメージされると思う。
たしかに、太陽の近くの空は濃い鮮やかなオレンジ、ときに赤なのだけれど、太陽と反対側、つまり西の空はピンク色に染まる。
特に雲なんかは淡いピンク色になってとても幻想的だ。
多分、光の反射とか屈折とかの作用でピンク色に見えるのだと思うけど、それがいつまで見ていても飽きないくらい美しい。
とは言っても、太陽が昇るのはあっという間なので、これぞという瞬間はあまり長くは見られない。
それに、毎日同じ時間に同じような空が見られるわけでもない。
だから私は、朝はこまめに外に出て朝焼けの状態をチェックしている。
もう少ししてからと欲張ると、いつの間にかだいぶ明るくなっていてシャッターチャンスを逃すことも。
だけど、ちょうどいいタイミングの時は、オレンジ色の東の空を見て感動し、西の空を見てはピンク色の空に息をのむ。
その時間は多くの人がまだ眠っているけれど、内心、
「みんな、こんなに空がキレイなのに見ないともったいないよ」
なんて思ったりする。
1日の始まりに見る景色が美しいものだと、その日は1日良い日になる気がする。
これからもっと空気が澄んでくると、さらに空がキレイに見えるから楽しみ。
コツコツと朝焼けの写真もストックしていこう。
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