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3Dプリンター不要!CGモデルからのヘッドベース制作

響音カゲです。最近は3Dモデルから型紙を作る、新しいヘッドベース制作手法を試しています。

ちなみに、少なくとも知り合いの某氏は既にやっていたと聞いたので、私のオリジナルではないです。

手順

雑に説明すると、だし ( @dasi_gaji ) さんの積層式の作り方を、3Dモデルを組み合わせる感じです。

1. 3Dでシェルを組む。この段階でおおまかなシルエットや雰囲気を出す。
2. スライサーで縦にスライスする。およそ2cm厚でスライスし、2枚重ねて和を取る。
3. コンビニプリントなり、自宅で分割出力するなりして型紙を印刷。
4. ウレタンを切り抜き。
5. 積層して削る。ピン止めしながら進めると楽。
6. 良さげな段階で各層をG17で接着していく。

この方法なら自宅に3Dプリンターがない人でも、3Dモデルをおおまかなベースとして利用したヘッドベースが作れます。

完成目安がこちら。

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モデリング

好きな3DCGソフトでモデリングします。今回は3DCoatを使って、スカルプトモデリングで組みました。

デザインがこちら。

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これを着ぐるみのシェルの形を意識しながらモデリングします。

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スライスに使うソフト

私はBlenderアドオンのスライサーを使ってます。

https://blenderartists.org/t/laser-slicer-blender-2-8/1141692

使うウレタンの厚みに合わせてスライスします。

スライスした型紙はお絵かきソフトで編集し、コンビニプリントでA3で分割出力して貼り合わせます。家のプリンターでA4出力でもいいですが、いっぱい貼るの面倒なので。

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型紙通りに切り抜き、重ねて丸くすればヘッドシェルになります。簡単ですね。

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アラザンさんの顔の中央に横のラインを入れる方法と併用することもできます。

この場合は下の図のようになります。よりウレタンを節約できるのと、横に線が入ることにより強度が増すので顎開閉が簡単にできるのがポイントですね。
今までH.M式やおしげ式では一度もシェルレベルでの顎開閉成功したことがなかった私が成功するぐらいには簡単です。(実際にファー被せるところまでは着手してないのでシェル状態での確認ですが)

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下顎はノリで4cmと2cmの混在にしてみました。ちゃんと検証したわけじゃないですが、4cmのみで積層するよりも、混在している方が強度は出てる気がします。

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ではでは。




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