自分を天才と思い込むことは、明日を生き延びる希望だ
泣きはらした翌日は、まぶたも体も重たくて、お昼ぐらいまで寝てしまう。なんて日々は、もう数年ぐらい感じていないかも。
あの虚無といも言えるような日々が愛おしく感じるぐらい、ここ数年の私の睡眠リズムは好調で、処方してもらっている導入剤のおかげで夜に寝たら朝に起きられる。そんな当たり前ができるようになった。
だから今日も、それなりの朝に目が覚めた。ベッドの2/3を占拠する猫を胸に抱きよせると、耳がピクピク動いて、とてもかわいい。
栗饅頭みたいな鼻をした猫のマヌケな顔を見ながら