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忙しいプレイングマネージャのパーソナルマネジメント 〈ダブルハット法〉

こんにちは、Hibikiです。(自己紹介はこちら


私の記事は私が日々の仕事の中で気付いたことを基に、将来の自分に向けてのアドバイスとして書いています。「未来の自分は、赤の他人」。せっかく得た学びを忘れないようにするために、あとで利用しやすい形に整理して残すことを目的としています。
自分向けにまとめた内容ですが、何かあなたの参考になれば嬉しいです。


リーダー/マネージャとして活躍している皆さんでも、少なからず自分自身がワークしなくてはいけないタスク(自分タスク)を持っていますよね?特にプレイングマネージャとなると、結構な量の自分タスクを抱えて、メンバの管理もしながら、必死に仕事をしているのではないかと思います。

本来、作業は出来るだけメンバに割り振って、リーダー/マネージャは管理に集中しないといけないのですが、人手不足だったり、メンバが新人ばかりでスキルが足りなかったりと、様々な理由でリーダー/マネージャがタスクを抱えているのが現実ではないかと思います。

今回は私が日々実践している、かつ誰にでも出来るパーソナルマネジメント法をご紹介します。名付けて、
『ダブルハット法』

「ダブルハット」とは、複数の役職を兼務している時に使用する言葉ですが、たとえ正式な役職名が1つでも問題ありません。

ステップは下記の通りです。

  1. 自分の中で「管理者モード」と「作業者モード」を作ります。

  2. 月初め、週初め等の区切りのタイミングで「管理者モード」を発動し、自分タスクに関する計画を作成します。

  3. 自分タスクを作業する時間は、先にスケジュールを登録しておきます。

    • 私の職場ではOutlookを使用しているので、私はOutlookに予定を登録してます。

    • 先に予定をブロックしてしまい、会議が入らないようにすることが目的です。

  4. 予定の時間になったら「作業者モード」に切り替え、一人の作業者として自分タスクに取り掛かります。

このように「作業者モード」の自分を一人の作業者として、切り替えるだけです。自分の頭の中だけで完結するので、すぐにでも導入できる方法です。

私も以前そうだったのですが、プレイングマネージャはついつい自分タスクを空き時間でやろうとして、きちんと計画しないことがあります。すると、タスク消化よりも速く新しいタスクが積み上がり、自分がボトルネックになってしまいます。当然ストレスも大きくなっていくので、どこかで潰れてしまうリスクもあります。そのため、自分タスクについては時間をブロックして、確実に消化していくことが大事です。

ただ、この切り替えが意外と難しいのも事実です。
そこで私は下記のような工夫をして、スイッチを切り替え易くしています。

  • Outlookスケジュールの色を、「管理者モード」「作業者モード」で分けておく

    • 視覚的に、自分が今どちらのモードで仕事するのかを明確にしておきます。

  • Outlookのスケジュールの備考欄に、タスクに関するメモや、参考ファイルへのリンク、成果物ファイルへのリンクを載せておく

    • 事前に少し準備しておくことで、自分タスクのワークに入りやすくしています。

  • 出来るだけ午前中に自分タスクを入れる

    • 「管理者モード」「作業者モード」の切り替えは結構パワーを使うため、可能であれば午前中を「作業者モード」、午後を「管理者モード」のように切り替えの頻度を抑えるのが良いです。

  • 「作業者モード」の時にはコミュニケーションを断つ

    • メールやチャットなど、他メンバとのコミュニケーションを可能な限り取らないことで、自分タスクに集中します。

    • コミュニケーションを取ってしまうと、「管理者モード」に切り替わってしまうためです。

私自身がプレイングマネージャなので、リーダー/マネージャ向けをイメージしていますが、誰でも適用できる方法ですので、タスクが溢れかえってストレスを抱えている方はぜひ参考にしてみてください。

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