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人生で一番緊張したインタビュー #小沢あやの編集後記
編集後記マガジンはじめました
「noteをもっと気軽に更新したい! 継続的に書けるテーマってなんだろう?」と考えて、小沢あやの編集後記マガジンを作ってみることにしました。月5〜10本ほど手がけているインタビューやエッセイなどのコンテンツを振り返ります。
そもそも小沢あやって誰?
簡単に自己紹介を。フリーランスのコンテンツプランナー / 編集者です。会社員時代から文章を書き続けるうちに、メディアの連載を多数いただけるようになりました。
昨年夏に独立してからはいくつかのメディアや企業を横断。著名人や経営者インタビュー、採用広告などのコンテンツを制作しています。Engadget日本版ではガジェットの連載中です。
<3行経歴>
2009〜2014年 スペースシャワーネットワークで営業PR / 新人発掘
2014〜2018年 スマートニュースでコンテンツ配信にまつわる業務 / HR
2018年〜現在 独立
もともとは「ライター」と名乗っていたけど、メディアの枠組みや収益化に関わることも増えました。「ライターでもないな……? 文章だけじゃなくてイベントとかもやるし」と悩んでいたところ、ひらりささんに「コンテンツプランナーがいいのでは?」とヒントをいただき、しっくりきたのでそう名乗ってみることにしました。
さて、初回のテーマは「人生で一番緊張したインタビュー」。これまでにたくさんの著名人や経営者の方々にお話を伺ってきましたが、ここまでガチガチに緊張したのは初めてのことでした。
緊張したお相手は……ブラックマヨネーズの吉田敬さん!
ビジネスメディア「Dybe!」にて企画執筆した記事です。本日公開されました。吉田さんは、1973年京都生まれ。1994年にNSC大阪校13期生としてお笑いの世界に入り、2005年にはM-1で優勝。芸歴25年の、ベテランです。
TVの向こう側にいながら「視聴者代表」ではなく、あくまで「吉田敬」としてコメントをしている吉田さん。彼は、好感度狙いの優等生っぽいことを言わない。芸能人の不倫や浮気についても「しかたないやん」と意見します。
そんなブラマヨは、30歳手前までお仕事がつかめずにいました。相方の小杉さんが「ヒーハー」で大ブレイクし、コンビ内で格差が生じた時期も。嫉妬にワナワナしていた吉田さんの人生を変えた習慣について伺っています。詳しくはDybe!の記事を。
吉田さんが緊張感を保ちながら仕事をする秘訣
さて、なんでこんなに緊張したかというと、吉田さんのお仕事に対する熱と、周囲を巻き込む真剣さです。その圧がどれくらいか伝わる部分を抜粋して紹介しますね。
レギュラー番組は全部OAをチェックして、「なんでや!」と思ったポイントはきちんと言います。「なんで俺のボケをカットして、ヒーハー使うんや!」とかね。(Dybe! インタビューより引用)
普段から親しくさせてもらってるスタッフさんでも、緊張関係はもっておきたいんです。やっぱり編集で自分のボケをカットされるのはやりきれないんですよ。それはこっちの都合なんですけど、向こうは向こうの都合があってカットする。だからってそのまま流してしまったら気持ち悪いんで納得いくまで(カットした理由を)聞きますね。(Dybe! インタビューより引用)
お笑いって、ひな壇もトークも漫才も、凄まじいスピード感で進んでいくものですよね。普段TVで眺めている吉田さんとは違うテンポだったんです。インタビュー中もとても慎重に、ゆっくり言葉を選んで語ってくださいました。
ダメ人間の自覚があるからこそ、サボる理由を自ら潰す
僕は根がもうダメ人間なんで。自分は「隙があったらサボったろ」っていうタイプだと思ってるからっていうのはありますね。会社でも「この人の仕事はサボれへんな」「チェック細かいからな〜」って人、いませんか?
仕事相手に「この人の時にはサボれへんな」って思ってもらえれば、僕もサボれへんし、スタッフさんも本気でいい仕事してくれると思うんですよ。(Dybe! インタビューより引用)
なんてストイックなんだ! と感動すると同時に、「このインタビュー、赤入れ戻しきたらどうしよう」とプレッシャーを受け取りました。
もちろん、普段からすべての仕事に対して気合いは入ってますけどね。取材って、ガチンコ勝負だなと再確認。自分も、クライアントとの均衡を考えつつ、きっちり意見していこう。良いものを作るためにはそれが一番!
今回のポイント:関西弁をどこまで活かすか?
みなさんお話のプロなので、採れ高は毎回ばっちり。でも、芸人さんのインタビューで毎回悩むのが関西弁の調整です。
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