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3回目の五芒星巡り。初日。

バイクがある生活を望んだとき

まっさきに五芒星巡りをバイクで行けたら楽しいだろうなあと

ウキウキ感覚を放っていたのだけど

ここ2年間五芒星巡りを実行していた冬至が近づくにつれて

あまりの寒さに躊躇していた自分がいた。

この寒さの中、ほんとうに一日中バイクで走るの?って。


そんな自分の迷いを後押しするかのように

桜井識子さんが都内で日帰りの五芒星巡りの記事をアップされていた。

今は寒いから都内で五芒星巡りをして

半年後にいつもの大きな五芒星巡ろうかしらとふと頭によぎる。


さんざん迷った挙句に

やっぱり例年通りに冬至のあとにいつもの五芒星を巡ることにした。

決め手は五芒星の頂点がすべて好きな神社だったから。

通じ合えている体感を感じさせてもらえている神社ばかりだからね。


千勝神社

鹿島神宮

筑波山神社

香取神宮

酒列磯前神社


自分の部屋において

見上げるたびに好きな神社のお札が目に入ってくるのが嬉しいからね。


鹿島神宮と香取神宮をのぞく3社は2022年初の参拝。

頂点をすべて好きな神社にしていなかったら

都内でサクッと五芒星巡りをしちゃっていたと思う。


五芒星の頂点を時計と逆回りに参拝。

千勝神社→鹿島神宮→筑波山神社→香取神宮→酒列磯前神社→千勝神社

の順番で巡って五芒星を完成させる。


最寄りの常磐線藤代駅からの日中帯のバス運行がなくなって

今年初の参拝となった千勝神社。

9時20分ごろに到着すると宮司さんが朝のお勤めをされている最中でした。

幸先がいいスタート。

神様に今年も五芒星巡りを行うことをお伝えして

巡礼の道中の安全を祈願して出発。


目指すは2つ目の頂点になっていただく鹿島神宮。

高速を使っても下道で向かうのとあまり時間が変わらなかったので

寒いし下道でトコトコ向かうことにした。


過去2年間は高速で移動したエリアなので

下道をじっくり走るのは初めて。

霞ケ浦の南岸の平原をひたすらに東へ。

東京への野菜の最大の供給元が茨城県であることがよく分かる風景。


どうにか12時前に鹿島神宮に到着。

識子さんオススメの本殿の右横の神さまを一番身近に感じられるスポットで

手を合わせていたら頭上に鳥が来て鳴き始めて

光が差し込んできて

静かにハートが震えだした。


今までも歓迎していただいているなあと感じさせていただいていた。

それでもこの感覚は鹿島神宮では初めてのものだった。

そして2022年は3回目のこの参拝で初のおみくじ大吉。

年初は凶だったからね。


2020年、2021年の2日間で五芒星を巡っていて初日は4社目である香取神宮まで参拝していた。

2022年はこの時点で冷えてきたカラダを考慮して無理をせずに

初日は3社目である筑波山神社までの参拝にしようと決めた。


鹿島神宮からは北浦の東岸をひらすら北上。

雄大な絶景を見ながらGoogleMAPのナビに言われるがままただ走る。

湖越しの風を受けながらの走行はめちゃくちゃ寒い。

そのためか道中ではほとんどバイクとすれ違わない。


スマホのナビだけを見ているといったい自分がどこを走っているのか分からなくなる。

何も考えずに走っていたら

常磐線の踏切を渡らせられた。

ふと左手を見ると高浜駅の横だった。


そこは常磐線に乗っているとよく特急の通過待ちで停車する駅。

ホームに停車している車内からは遮るものがなく雄大な景色が見渡せる。

そう、早い話がなんにもない駅なの。

通過するほとんどの駅の記憶なんて残っていないのに、

この高浜駅だけはハッキリと記憶に残っていた。

その美しい景色を見ながら

目的もなくこのあたりを訪れてみたいかもと思い描いていた場所。


ただただGoogleMAPの指示で適当にルートを選択しながら走っていたら

来てみたい場所を自分が走っていることに気づいちゃったわけ。

へ~え、ここを走っているなんて不思議だなあ。


そしてGoogleMAPのナビは東側から筑波山に登るよう指し示していた。

近づいていくと、その道は正面に壁のように立ちふさがっていた。

ギアをローに入れないと登れない。

え~、これじゃあ登山道じゃん。

車道でこんな傾斜ってあるの?

驚くほどの急斜だった。

センターラインもなく道の両サイドには落ち葉が降り積もっていて

かろうじて中央に車1台分のコンクリート(アスファルトじゃなくって)が露出している道。

途中すれ違ったのは下ってきた1台の車だけだった。


そして14時に筑波山神社に到着。

年に1回、五芒星巡りでお会いしている神さま。

すごくまろやかで穏やかな気配を感じる神さま。

言葉だとありふれた表現になっちゃうんだけど

とっても特徴的な柔らかさを感じさせてもらえる神社。

3回目の参拝で初めて大吉のおみくじをいただきました。


この初日の参拝でカラダを冷やして

翌日発熱することになります。

続く。


































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