自分が決めてきた人生のシナリオ
1939年に亡くなったフロイトが晩年にこう言っている。
「自分たちの時代の以前に 幸せ とか 不幸 を論ずる人はいなかった。
幸せや不幸というものを人々が口にするようになったのは、自分たちの時代くらいからだ。その前の人は、全く口にしていないし、話題にもしていない。」
情報伝達が発達していなかったので、他人がどういう暮らしをしているか知るすべがなかった。
皆それぞれが、結婚して、子供をもち、家族で食事をして死んでいく。
目の前の自分の生活を送るだけ。
幸せや不幸という概念が生まれなかった環境。
他人との比較が生じにくい状況だったと考えられる。
生まれてから死ぬまで
みんなそれぞれ自分の道を歩んでいる。
他の誰とも同じ道はひとつとしてない。
だから他人との比較って意味はないよね。
スピリチャルカウンセラーの椎原勇さんは
何も聞かずに霊視を行って
生まれる前に今回の人生で会うと約束してきたひとの名前(下の名前)を述べられる。
言われた方は、既に会っている場合は
すぐに思い当たり驚愕される。
心屋仁之助さんは心理カウンセリングを教わった方の名前が椎原さんの口から出てきたんだそう。
生まれる前に自分の魂が決めてきた道、シナリオがあるってことになる。
野口晴哉先生も背中に手を当てていると
過去と未来を見ることもできた。
そして死ぬ日も分かった。
小林正観さんも過去と未来が見えるようになった。
未来などはこれからの人生で無限の選択をしていく場面があるにも関わらず
相手に見えた内容を伝えなくても
見えた通りにの未来が来て
亡くなるということを確認したんだそう。
見えた80人の未来のシナリオに
そうならなかったという例外はひとつもなかった。
結果として
正観さんは100%確定した未来が存在しているという結論に至った。
3000年前に記された400万人の人生が書かれているアガスティアの葉や
5000年前に記されたバラドアジャの預言書
実際にそこに自分の人生が書かれていることを確認した方がいる。
臨死体験したときに
アニータムアジャーニさんは
過去も未来もタペストリーのように織りなされて存在していたのを見た。
アガスティアもバラドアジャも小林正観さんも
そのタペストリーを読んだのだろうね。
だから100%決まっているんだから、悩む必要はないんだよって。
振り返ってみると
よく決断したなあって自分を褒めてあげたい過去がある
大卒で就職した東京海上を退職する決断
役者活動にピリオドを打って野口整体の修行への転換の決断
辞めさせてくださいって申し入れる時って
いつも悩むし、時には半泣きだったこともあるんだけど
辞めないって選択ができたんだろうかって考えてみると
自分の体調不良や我慢の限界という前段階を経ての決断だったわけで
やっぱり辞めるって選択しかしようがなかったことが分かる。
生きるってことは選択の繰り返しなわけだけど
実は生まれてくる前に自分が体験してみたい今世のシナリオを決めてきているというのは
とっても不思議だよね。
見えない部分の自分が決めてきたって。
みんな自分が描いてきた一本道を歩んでいる魂たち。
だから他人のシナリオと比較することは無意味だし、批判することも無意味なんだよね。
フロイトが言っていたように20世紀に現れた幸、不幸という価値観。
溢れる情報とうまく距離をとって、なるべく影響を受けないように
カラダから湧き起こる要求に従って歩んでいきたい。
注: シナリオがあるからといって、「盗」、「姦」、「死」の3つは視えたとしても口にすることはタブーなので、それを伝えることで何か購入させようなんていうのはただの詐欺師です。妙なひとにコントロールされたり、依存しないでくださいね。念のため。