埼玉県の玉敷神社と前玉神社。
去年、行田市に足袋や足袋型シューズを買いにいったときに
光で包んでもらって元気づけていただいたのが佐間天神社。
久しぶりにお礼も兼ねて参拝に行きたいなあと思い立った。
最終目的地は佐間天神社と行田のローカルフードのゼリーフライを食べさせてくれる深町フライ店。
GoogleMAPを物色していた。
すると行ってみたいと思ったことのある神社を見つけた。
埼玉県の岩槻と越谷に久伊豆神社がある。
どちらも地元の総鎮守神社。
元荒川流域にある久伊豆系の神社の大元が
さらに上流域の加須市にある玉敷神社と言われているらしい。
そして玉敷神社の先には埼玉の名前の由来となった
前玉(さきたま)神社を見つけてしまった。
たまたま玉つながりで埼玉県の「玉」が名前につく神社に参拝してきました。
玉敷神社に到着して由来を読むと
創建が大宝3年(703年)と書いてあった。
最近気に入って参拝している大宝八幡宮と同じ時代にできた神社。
大宝八幡宮は大宝元年(701年)の創建。
どちらも飛鳥時代だね。
神社が何年に創建されたかに興味を持ったことなかったのに
急に1300年前の大宝年間に創建された神社たちに続けて出くわして
名称に年号が入ってるもんだから
時間の流れを意識するようになった。
祝詞を奏上していても歓迎していただいている
温かさが伝わってくる。
玉敷神社はとっても心地いい神社でした。
縁起物はあるのかなあと社務所に立ち寄ったら
これを見つけちゃいました。
目に止まったのは大黒さんのおみくじ。
恵比寿さんのおみくじもあって両方欲しいなぁと思ったんだけど
今回は大黒さんだけ連れて帰ることにしました。
ピンと来た大黒さんを選んでみると
中には大吉が入っていました。
いちょうの季節や、藤の季節にふたたび訪れてみようと思います。
玉敷神社から前玉神社には20分ほどで到着。
呼び知識を持たずに行ったので
起伏の無いエリアなのに本殿が丘の上にあってビックリ。
古墳の上に建てられている神社だったのでした。
さいたまの名前の由来になっているので
古い神社なんだろうなとは思ってはいたけど
地図を見ると周囲にも古墳。
飛鳥時代よりさらに古い古墳時代
今から1600年前くらいに創建されたのではと推測されている古社だった。
祝詞を奏上すると
たいてい歓迎していただけているってことが感じられるんだけど
前玉神社では突如紙垂が鳴り出して
歓迎していただけている感覚がハンパなかった。
初めての参拝だったので
思わず過去生でご縁があった神さまなんだろうかと思ってしまうほど
熱烈歓迎のサインをいただいた。
元はと言えば前玉神社に初めて行こうかなと思った直後に
TVで前玉神社が映し出されて
近々行きたいなあとブックマークしていたのでした。
感じた前兆を大切にして
参拝してみてよかった。
前玉神社から佐間天神社へは8分ほど。
映画「のぼうの城」のモデルである忍城。
石田三成率いる豊臣軍が落とせなかった攻防で
もっとも激戦となった佐間口に鎮座している佐間天神社。
敷地内に神職さんの家らしきものがあるんだけど
平日は無人の静かな神社です。
今年はおみくじ無くなっちゃっていたんだけど
昨年参拝時にはこころの中で投げかけた言葉に対する
アンサーメッセージをおみくじで授かった神社。
境内には欅の巨木もあって好きな神社です。
参拝後には行田市のローカルフードを深町フライ店でいただいて
帰路につきました。
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