おにぎりを握る業
まさか趣味ではじめた “おにぎりを握ること” が仕事になるなんて、思ってもみませんでした。
2020年5月。おにぎりのInstagramアカウントを立ち上げたのは、最初は自分の記録のため。毎日違うおにぎりを握って、記録を続けた先に、一体どんな世界が待っているのか知りたかった。
ある日Instagramをとおして出版社からメッセージをいただき、雑誌でオリジナルおにぎりを紹介させていただくことに。お仕事として求めてくださる方がいるのかもと思いはじめた2021年。
SNSでの投稿を続けていると、今度はTVやWEBからもお声がかかった。
そして2022年、書籍の出版。
正直言うと今もまだ実感がわなかいままに、“おにぎりの人”として仕事を依頼していただけるようになりました。
この機会に、2022年の仕事を振り返ってみたいと思います。
綴る、おにぎり
SNSでのおにぎりレシピ紹介に加えて、2022年は“書くこと”でもおにぎり作りの楽しさを伝えられるようになりたい。そんな想いではじめたnoteが、あらたなご縁を運んでくれました。
◇2022年コラム寄稿
・講談社『FRaU』web(2022年6月18日公開)
料理が苦手な私が「おにぎり」を365日握り、おにぎり作家になるまで
「おにぎりの日」にちなんだコラムのご依頼。わたしがおにぎり作りをはじめたきっかけや、おにぎりの発信をすることで見えてきたことなどをご紹介しています。編集者さんがnoteでわたしを見つけてくださり、お声がけくださりました。
・『アイスム』(2022年11月2日公開)
秋のアウトドアごはんに!焼きおにぎりを作ろう
“アウトドア×焼きおにぎり”をテーマに、2つのレシピと、焼きおにぎりをおいしく作るポイントなどを執筆いたしました。キャンプなどの場面や、休日のおうちごはんにもピッタリな内容です。
WEBメディア『アイスム』さんとのご縁は、noteのお題「私のイチオシレシピwithアイスム」に応募したのがきっかけ。
こちらのコラムを4作の受賞作品のひとつに選んでいただき、『アイスム』のサイトにも掲載いただきました。
◇レシピ記事/2022年〜
2022年からは、レシピ記事の執筆もスタート。
・『saita』(2022年5月17日〜継続中)
おにぎりレシピ記事アーカイブ
SNSでは、おにぎりに使う具材をざっくり写真で発信するスタイルですが、レシピ記事ではさらに分量や工程を詳しくチェックしていただくことができます。こちらは2023年も継続予定。おにぎり作りがより楽しくなるような発信ができるよう精進します。
WEBメディア『saita』さんでは、インタビューもしていただきました。
仕事、結婚、出産など、ライフスタイルが変化するなかで、おにぎり作りが自身の人生にどう寄り添ってきたのか。今までにない視点でお話を聞いていただきましたので、お時間ありましたらぜひご覧いただけますと嬉しいです。
書籍化された、おにぎり
2021年暮れの頃。
「書籍化にご興味はおありでしょうか?」
お声がけくださったのは、出版社・自由国民社の編集者さんでした。
そこから約1年後の2022年11月11日、書籍『毎日おにぎり365日』が発売。
2022年は出版に向けて奮闘した1年でもありました。
◇『毎日おにぎり365日』出版
SNSでおにぎりの発信をはじめた頃は、書籍化なんて遠い世界の話だと思っていました。だけどInstagramの投稿数が増えてくるにつれ、おにぎりレシピを整理して、お目当てのレシピをもっと探していただきやすくしたいと思うようになっていたんです。
書籍にて紹介されている365日分のおにぎりレシピは、
今日の日付でおにぎりレシピを調べたり
自分や大切な人の誕生日で探したり
季節別におにぎりネタをチェックしてみたり
カタログのようにぱらぱらとめくって楽しんだり
と、さまざまな楽しみ方をしていただけます!
さらに具材別の索引(さくいん)もついていますので、家にある食材と相談しながらおにぎりを作ることも。
お気に入りのレシピに付箋をはったり、キッチンにスタンバイしたりと、どんどん活用してもらえたら嬉しいです。
◇連載・インタビュー記事
『毎日おにぎり365日』の出版に関して、たくさんの書店様や媒体で取り上げていただきました。その一部についてもご紹介させてください。
・KADOKAWA『ダ・ヴィンチweb』
書籍に掲載のおにぎりから、テーマごとにおにぎりをピックアップしていただいた全7回の特集。
「見た目も楽しい”映え”おにぎり4選」や「食べ応え十分&栄養満点のおにぎり4選」など、気分に合わせておにぎりレシピをご覧いただけます。見るだけで楽しいセレクトですよ〜。
また、各新聞社様でもインタビューをしていただきました。
・『和歌山経済新聞』(2022年11月11日公開) ※毎日新聞書面にも掲載
・『朝日新聞デジタル』(2022年12月31日公開) ※和歌山県では書面でも掲載
インタビューでは、自分では思いつかなかったような視点に気づかされることが多くて、その後のお仕事のスタイルに影響を受けることも多々。今年は現役大学生のインタビュアーさんに取材していただく機会もあり、あらたな気づきをいただきました。
◇書店でおにぎりイベント
そしてそして、2022年の最後には、本屋さんでおにぎりを握るという、とても貴重な経験も。まさに去年1年の締めくくりとなるような時間でした。
お声がけくださってから、書籍の出版まで導いてくださった担当編集者さんとのトークも。書籍をお手に取ってくださったお客様と、直接お会いしてお話ができたのがよかったです。
つづく、おにぎり
自分のお昼ごはん用にはじめたおにぎり作り。記録のためにと立ち上げたInstagram。いつしか見てくださる方のお役に立ちたい気持ちが強くなり、またたくさんの素晴らしいご縁に恵まれて、おにぎりがお仕事に。
2023年も引き続き、おにぎりの魅力を深堀りして、楽しくて美味しい情報を発信していけるよう頑張りたいです。レシピはもちろん、“おにぎりってなんかいいな”と思い出すきっかけになるようなコンテンツに携われたら幸せ。
2023年も、ぜひお付き合いいただけますとすごく嬉しいです。
日々おにぎり/ゆこ
Instagram: https://www.instagram.com/hibi_onigiri/
Twitter: https://twitter.com/hibi_onigiri
そのほか最新情報: https://aboutme.style/hibi_onigiri
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