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Diary week2

2024/08/19 Mon
お盆明けの月曜日。
私は郵便局や銀行、買い物に行ったりと細々とした用事を済ませる。
子どもたちは夏休みの宿題、ラスボスの読書感想文に取りかかり始める。
昨夜寝るのが遅くなったこともあって、本を開いては寝てしまう次男。
彼は果たして、原稿用紙の前にたどり着くのか。
でももう5年生。あまり口は出すまいと彼に任せることに。
そして三男。不注意優位のADHDと診断を受けている彼、若干の読字障害もあるだろうと思っている。
選んだのは『エルマーのぼうけん ルース・スライルス・ガネット著』
一緒に読みながら、改めて名作だなあと思う。
文章を捉えることに、ものすごくエネルギーが要する三男。
黙読は難しいので、声に出しながら、読み飛ばしたり、読み違えたり、
「ああきっついなあ」と弱音も吐き、途中休憩も挟みながら、約2時間をかけてなんとか通読。
日常の学校生活の中、彼の困難を想像する。

08/20 Tue
日中は三男の担任と、学習支援計画についての面談へ。
発達障害の診断を受けた子どもに対しては、個別の支援計画を立てることになっているそうで、彼の持つ特性や配慮してほしい点について、担任の先生と共有する絶好の機会になる。
新卒の先生なのだが、生徒数も多い中よく見てくれているなと感じた。
三男は自分の状況を言葉にして人に伝えることにも、人一倍エネルギーを要するので、家ではほとんど学校のことはしゃべらない。しゃべり出しても困難さが先立つと、伝えるのを諦めてしまう。
なので、私には学校の中での様子が見えにくい。
でも困りごとは、先生に確かめたり、周囲の子に助けを求めたりして解消しているみたい。それができていることにホッとする。
先生も、それを彼の”長所”と呼んでくれた。
そんな風に見てくれる先生でありがたい。
夕方からは、仲良しのお友達宅でカレーを作って晩ごはんを食べて、夏恒例の花火タイム。
末娘は初めての浴衣を着て、お姉ちゃんのようなお友達とおそろいでとっても嬉しそう。夏の夜の幸せなひとこま。

08/21 Wed
お友達家族とSUPボードを持ってびわ湖へ。今季3度目。
夏休みも後半に入り、中学生ズはお留守番希望。
小さい人たち中心に、のんびりと過ごす。
今日は終日穏やかなびわ湖。
SUPボードの上に立ち、力を込めてオールで水を後方へ押し出すと、湖面を滑るように走っていく。その下には、群をなして泳ぐ魚影が見える。
沖に出て振り返ると、比良山系の山並みと、入道雲が立ち上るダイナミックな空の風景が目に飛び込んでくる。最高に心地いい。
滋賀っていいとこだな、って心から思う。
小学生ズは延々と、SUPからの飛び込みを楽しんだ。
浜近くにボードを固定して助走をつけてみたり、空中で体を回転させたり。
頭の中のイメージと体の動きが重なり合うまで、何度も何度も繰り返し、
アレンジを加えてはまた何度も何度も。
母たちは順繰りに近くで見守りながら、持参したおやつとコーヒーで延々おしゃべり。大人も子どもも大満足な一日。この夏のびわ湖納めかな。

08/22 Thu
今日は長男の誕生日。14歳、中学2年生。
ようやく声変わりが始まったことを喜んでいる彼。
明らかな反抗期?はなく、大人と真剣に思いを言葉にして交わすのが楽しい様子もあって、色んな話をしてくれるのだけれど、
やっぱり自分で決めて自分で歩み始めるお年頃。
踏み込みすぎると嫌がられる。
過干渉は無用と、出かかった言葉にブレーキをかけることが多くなった近頃。自立への道のり。
もちろん心配がないわけではないけど、きっと彼は大丈夫。
失敗することもたくさんあるだろうけど、きっと自分の力で乗り越えて、彼らしい人生を作っていくのだろうと思う。
私はその背中に向かって、静かにエールを送るばかり。
Happy  Birthday

08/23 Fri
今日は子どもたちが通う小学校の読み聞かせボランティアの日。
夏休み中何日か、図書室を開けて、本の貸し出しと読み聞かせをする。
今年から参加しているこの活動。
学年も様々、お父さんお母さんもいる状況に少し緊張したけど、
夏休みおじいちゃんおばあちゃんに会いにいくお話をチョイスして読み聞かせ。
『おばあちゃんとことりと ベンジー・デイヴィス著』と
『エンソくんきしゃにのる スズキ・コージ著』
読み始めると子どもたちの目に力がこもり、
前で読んでいる私が圧を感じるほどに、
ぐぐぐっと引き込まれていくのが伝わってくる。
この手応えがたまらない!やっぱり絵本はいいな。
その後、友達に誘われて、スイカ割りして、帰宅後は自由研究。

08/24 Sat
お友達家族と箱館山へ遊びにいく。
ゴンドラで山頂に上がっていくと、眼下に広がる琵琶湖と近江平野の風景。夏のダイナミックな空の風景も重なって、なんとも雄大。
思わず胸を広げ、深呼吸をする。
山頂にはたくさんのアクティビティがあって、
フォレストアドベンチャー、ジップライン、バギー、トランポリンに水遊びと、子どもたちはひと通り満喫。
この日はナイト営業もあり、夕暮れから星空観察、
それどころか急に雷雨がやってきて、稲妻が走る光景も眺めて、
一時ゴンドラが止まってしまうというおまけまでついた。
子どもたちは友達と夜遅くまで一緒に過ごせてラッキー!てなもの。
大人だけなら、疲れて早く帰りたいのに…と苛立つばかりになるところ、
しりとりしたり、マジカルバナナしたりして楽しく過ごせてしまう。
じきに運転再開。もちろん帰路は爆睡。

08/25 Sun
早朝から、次男が通う陸上の試合。
昨日の疲れも残し、半分寝たままなんとか集合時間に間に合う。
雨予報はどこへやらのカンカン照りの中、母も役員にて一日付き添いと見守り。
陸上は本番の試合時間はわずか、とにかく待ちが長い。
そのわずかな時間に向けてコンディションを整え、ベストパフォーマンスをするというのが、この競技の最大の難しさだろうと思う。
次男は走り幅跳びに出場。無事自己ベストを出し、満足の笑顔。
しかし暑かった。この時期の試合は…。
子どもたちはもちろん、世のスポ少ママたち、本当にお疲れ様です。

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