TIMSS2023の結果が発表されたわけだが・・・
何と言うか、毎度のことだが、こういう調査やその結果を見た考察、そしてその後の対策等、何でこんなにも的外れなのかと教育関係に身を置いたことがある人間としては思っている。
政府や教育業界のトップなど、その道の専門家がたくさん顔を突き合わせてやっていることがこれかと・・・。
船頭多くして船山に上るとはまさにこのことだと思わざるを得ない。
いや、ちょっと違う。そもそも船頭が誰一人、何一つわかっていないのだからそれ以前の問題だろう。
しかし、本当にわかっていないのだろうか。
解釈としてはふたつ。
ひとつは本当にわかっていない。
もうひとつはわかっているが正しい対策をしない。
どちらも問題であるが、後者はいわゆる利権であり、こちらであれば最悪この上ない状態である。
簡単な話、予備校が勉強は教えても正しい勉強方法を教えないのと同じ。少子化もあり、浪人してくれたほうがありがたいわけだから。
教育支援で高校無償化や大学全入にもっていこうとしているのも同じだろう。
とにかく、こういった調査、対策、対応がただの利権であり、税金の垂れ流しになっているということを糾弾したい。
それによって苦労させられているのは現場の先生であり、その影響で子供たちの教育により問題が生じるという悪循環になっているということも付け加えておく必要があるだろう。
総じて、教育に関連するそのほとんどは利権であり、税金の垂れ流しにしかなっていないということを多くの人が理解する必要がある。