長谷寺 春のぼたん
今回は、牡丹の花が見頃を迎えている奈良の『長谷寺』に行って来ました。
境内の随所に咲き誇る牡丹は7000株・150種類あります。
仁王門【重要文化財】
私の想像とはかなり違いました。
『鉢植えの牡丹』が階段に並べられています。
こちらが長谷寺の総門です。
登廊【重要文化財】
登廊(のぼりろう)は、屋根付きの階段で
上・中・下の三廊に分かれています。
全部で399段あり、こちらにも鉢植えの牡丹が置かれています。これなら雨の日でも傘をささずに楽しめますね。
こんなにたくさんの牡丹を見るのは初めて。
どれも綺麗に咲いているので、全部撮りたく
なります(*´艸`*)♡
せっかくなので登廊だとわかるように撮ってみました。花びらで人を隠す作戦は成功(笑)
長谷型提灯
宗宝蔵(しゅうほうぞう)
【国宝】や【重要文化財】などの宝物を公開していたそうですが、私も含めちゃんとパンフレットを見てない人はスルーしていました。
公開中の看板を立てて欲しかったなぁ。
お茶カフェ
この階段の先にあるのはカフェです。
提供時間が決まっている『限定いちごパフェ』が魅力的でした。
階段がふた手に分かれていて珍しいので採用!
新緑に包まれた『長い回廊』と、カフェへと続く『長い階段』はお気に入りの1枚。
蔵王三鈷(ざおうさんこ)
蔵王堂の前に置かれている蔵王三鈷は、
両端が三つまたに分かれています。
手水舎
愛染堂
本堂【国宝】
『床みどり』
礼堂の床に新緑が映りこむ『床みどり』。
京都の『岩倉実相院門跡』では撮影不可だった『床みどり』がこちらでは撮り放題!
しかも新緑を背にした賓頭盧(びんずる)像のシルエット付き。
内舞台
扁額には『大悲閣』と書かれていますが、
この『悲』は『大きな悲しみ』ではなく、
観音菩薩の『慈悲』の意味です。
※仏教において『慈悲』とは、楽しみを与え、苦を取り除くこと。
外舞台
外舞台は、京都の『清水寺』と同じ『懸造り(かけづくり)』と呼ばれる構造です。
奈良にも舞台があるとは知りませんでした。
五重塔
本尊十一面観世音菩薩立像 【重要文化財】
本堂に入れる大観音特別拝観がありました。
受付で『結緑の五色線』を腕に巻いてもらい
内陣へ。(春季特別拝観は7月9日まで)
金色に輝く圧倒的な大きさの観音像は、高さが12メートル13センチもあります。
その御足(おみあし)にも触れてきました。
水子地蔵尊
こちらには美しい天井画が描かれています。
ニット帽をかぶったお地蔵さまがズラリ。
いかがでしたか?
牡丹だけでなく、『床みどり』まで撮影出来るという大当たりの寺院でした。
十一面観世観音菩薩立像は圧巻✧*。国宝の本堂の内舞台や登廊も見応えがあります。
長谷寺は『花の御寺』といわれ、どの季節に訪れても綺麗なお花が出迎えてくれます。
これからの時期は紫陽花、秋には『床もみじ』も美しいので、ぜひ訪れてみて下さい。
参道に売っている『草餅』もおすすめです。
最後までお読み下さりありがとうございます❣