毎晩、明日の心配をしていた
初めまして、元町ひばりです。
まだ自己紹介記事も投稿していないので、「あなた、誰?」と思われるかもしれませんが、少しお話しさせてください。(自己紹介は来週にでもあげられたらと思っています)
このnoteは #8月31日の夜に を念頭に書いていますが、10代の頃不安でたまらなかったのは、夏休みの終わりだけじゃなかったタイプなので、「明日が憂鬱な夜に」みたいな内容です。
これからするお話が、8月31日の夜だけでなく、毎晩のように不安を抱えている人に届くといいな、と思います。
眠れない夜に見る夢
最近、眠れない日が続いています。
原因は分かっているので、症状が改善するまでの辛抱、と思っていますが、布団に入って2時間経っても3時間経っても眠れない夜、少しでもまどろむと、きまって見る夢があります。
それは、高校の頃の夢です。
私は大学生ですが、夢の中では制服を着て、高校の頃の追体験をしています。
あまりに生々しいので、目が覚めると、いつも心臓がバクバクしています。今さっきまで見ていたのは夢で現実ではないのだと言い聞かせても、追い詰められた心は、なかなかしずまってくれません。
高校の頃を思い返すと、両膝の怪我という肉体的な痛みの方が自分にとっては鮮烈だったのですが、実際にはもっと多方面から、かなりのプレッシャーを感じていたということに、最近になって、夢を通して気づかされています。
学校は、プレッシャーだらけの場所だと思う
進路のこと、授業中のちょっとした一幕、文化祭の忙しい準備期間、塾と成績、部活やクラスでの人間関係……。
私は高校に入ってからはいじめに遭わずに済みましたが、日々、何かしらのプレッシャーを感じていました。
人間関係をうまくやらなくちゃ。
いい成績をとらなくちゃ。
この二大プレッシャーに、私も、押し潰されそうでした。夜は明日の心配をし、朝はこれから始まる一日を思ってため息をついていました。
明日のグループワークに怯え、
体操服を忘れたことに心臓を凍りつかせ、
やらない人の分まで掃除をし、
部活になじめず悩んで、
周囲と比べてどうしようもない焦燥感を覚え、
大学に受かるか心配し、
ことあるごとに自信を失っていました。
そして、夜、一人で思いつめては、
漠然とした不安にさいなまれていました。
毎晩、苦しい思いをしているあなたへ
明日を思うと怖くてたまらず、眠れないためにさらに体と心が疲弊してしまう……という負のスパイラルに陥っている人へ、
私が実践していることをお伝えしたいと思います。(この習慣は大学に入ってから始めましたが、中高生の方も参考になるかもしれません)
その習慣とは、夜、布団のなかで、感謝できることを10個、思い浮かべることです。
お水が飲めたこと
ご飯が食べられたこと
お風呂に入れたこと
家の周りを散歩できたこと
太陽の光を浴びられたこと
(もし雨なら、雨音を聞けたこと)
家族がみんな元気でいること
自分の好きな洋服を着られたこと
怪我をせずに今日を終えられたこと
面白いYouTubeを見られたこと
今、布団の中という安全な場所にいられること
小さなことでもいいので、とにかく10個、感謝できることを思い出すのです。
そして、可能なら、自分がそれを享受できた背景に思いを巡らせます。
綺麗な水が飲めたのは、美味しいご飯が食べられたのは、なぜ? と。
一つ、実際にやってみましょう。
私が、noteを書けていることに感謝するとします。
では、noteを書けているのはなぜ?
こうして、感謝の領域を広げていきます。
もちろん、こんなことをしたからといって、現実は変わりません。
でも、夜、布団のなかで、
などと、現実と向き合ったところで、恐怖は膨れあがるだけなのです。
実際は、模試の結果を塾に持っていっても、何も言われないかもしれない。
本当は、友達がたまたま上の空だっただけかもしれない。
それなのに、自分で自分を追い詰めたら、かわいそうだとは思いませんか?
だからもし、自分を追い詰めることにエネルギーを使いそうになったら、ぜひ、感謝できることを探してみてください。
そうすることで、一日を過ごすなかで、今日は誰とも会っていなくても、学校でうまくいかないことがあっても、誰かの悪意にうちひしがれていたとしても、あなたが沢山の人に支えられて生きていることに気がつけるはずです。
そして、世界が、ものすごく広いことに気がつくはずです。
問題から少し目を背けて、
姿の見えない誰かに、感謝してみる。
世界は、あなたが今いる場所だけではないということが分かるはずです。
さいごに
私も、未だに明日が、未来が不安になることがあります。
私は大学に入ってから病気を繰り返していて、こんな体で、生きていけるの? と思ったことは一度や二度ではありません。
難病指定されているわけではないので、この病気を理由に休息を求めたら、社会的には、努力不足のダメな存在に思われるかもと思いつめ、
もうあと1秒だって生きていたくないと思ったこともあります。
社会にとって要らない存在かも、なんてことを、ずーっと夜中に考えていたことだってあります。
でも、明日の心配をし、一人で悩んで、自分を責めて眠れなくなっている過去の自分に、今のあなたに、私は、こう伝えたい。
確かに、
中学校の勉強は大事だし、
高校の部活動は貴重だし、
進路は重要だし、
大学の単位は卒業に必要かもしれない!
でも、
あなたの心とからだの方が、
ずーっとずっと大事だよ!
だから、
自分を責めなくていいし、
自分の身を守っていいし、
本当にやりたいことをやっていいし、
休んでいいんだよ!
ここまで読んでくれたあなたが、よく眠れますように。
そして、明日を少しでも明るい気持ちで迎えられますように。
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