津田陽子著「お菓子のかがく」
家でお菓子作りしますか?がんばって作ったのに失敗したときって、かなしいですよね。「でも、こっちのがおいしいかもー」なんて自分に言い聞かせて、固いケーキを子どもとむしゃむしゃ食べる。いやいや、どうせなら成功させたいよ。でも、なにがいけなかったのかな…?思い当たることがありすぎる…。こんなご経験はありませんか(唐突)。
この本に出会った頃、私はシフォンケーキにはまって、よく作っていました。なかしましほさんや稲田多佳子さん、近所の友人など、あらゆる方のレシピを試しました。でも、うまくできるときもあれば、しぼみすぎたり、大きな穴があいたりと失敗するときもあり、原因がいまいちわからない。なんでだろう…?
あるとき、いつものごとく図書館で料理本を見ていたら、ずっと探してきた失敗の答えを見つけたのです。内容がドンピシャすぎたので、図書館でその本を借りた上にVALUE BOOKSで買いました。
津田陽子さんの『お菓子のかがく』は、一般的なお菓子作りの本では厚く書かない、「原則」がわかりやすく書かれてます。例えば、乳化の大切さみたいなこととか。かといって、分厚い教則本みたいな趣はありません。薄くて、価格もお手頃です。
この本を読んで「ああ、そういうことだったのか」と腑に落ち、それからはシフォンケーキの出来上がりも安定しています。
↓こんな方の指南書として役立つのではないかと思います。
シフォンケーキやロールケーキで失敗しやすい
基本も知っておきたい
本格レシピが知りたい
気になった方は、まずは図書館でお手にとってみてはいかがでしょう。上田市立真田図書館にあります。