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【勉強エッセイ】エーゲ文明
僕が勉強を始めた理由はこちらの記事をご覧ください。
そんなわけで勉強し、感じたことを綴る、勉強エッセイというものをはじめました。
前回のものは勉強エッセイマガジンに掲載しておくのでよかったらお読みください。
今回からヨーロッパの歴史を勉強します。
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「多様」と「統一」という顔を持つヨーロッパ
ヨーロッパのキーワードは「多様」と「統一」らしい。
温暖な気候と高い生産性から古くから人口が密集してきたこの地域は、世界に大きな影響を与える大国が数多く出現し、国民や民族の激しい興亡が続いた。その結果、多様な言語や文化が生まれることになる。
一方で同じキリスト教を信仰したり、ギリシア文字から分かれたアルファベットを使ったりするなど、共通の文化を持ち合わす。
エーゲ文明
ヨーロッパの文明のルーツがギリシア文明にあたり、その源流がエーゲ文明にあたる。
エーゲ海周辺が、発達した理由は、交易の拠点が狭い平地に築かれて人口が密集したからだ。
エーゲ文明は前期のクレタ文明と、後期のミケーネ文明に分かれる。
クレタ文明
クレタ島で栄えたクレタ文明は明るい海洋文明といわれており、城壁などがなく、警戒心がない平和的な文明だったといわれている。それが仇となって外敵の侵入に抵抗できずに滅びたといわれている。
ミケーネ文明
ギリシア本土に中心が移ったミケーネ文明は好戦的な文明だったといわれ、互いに激しい抗争を繰り広げ、遺跡の多くは城壁が存在する。
勉強してて、思ったのは攻撃されるから防御が強くなるということだ。最初に攻撃した理由は前回で感じたように"足りない"と"欲しい"からだろう。
そして争いが生むのは新たな争いで、きっとこの根は思っている何倍も深い。
平和というのは、攻撃されてないという単純な状況なだけで、平和が維持できている理由などないのかもしれない。
核兵器を保有することは防御を高めていることなのだろうけど、防御を高めているということは決して世界が平和なわけではないと思った。
人は争うもので、争わないように頑張っている。もしこれが平和なのだとしたら僕は悲しい。