こんなにない こんなにある
和暦では今日から新年が始まるそう。
なんかいろいろ更新されつつある感覚と
追いつかないと焦る私と
その新鮮さを歓ぶ私と
その不器用さを心配したり面白がれたり
でも多分まるっとめでたい。
そんな私と根気強く時を共にしてくださる全ての存在が本当ありがたい。
先週雪の中を歩く瞑想で
こんなにもある
もう何もいらない
と思った。
ただこの時を共にできる奇跡
この地球上のどこかで存在してくれていることで充分
ありがとう。
と思った。
先日のお茶会でのお軸は
「布袋さん、袋が空っぽだから眠ってるのね」
というもので、
その前の初釜でのお軸も
「無一物 無尽蔵」
だった。
ない と豊か。
ない とは限りなくあるということ。
ない
という囚われがなんとも豊かに明るく軽やかに膨らむギフトをたくさん頂いた1月。
というかこれまでもずっとこんなに与えられていた。
これ全部まに受けて受け取ったらえらいことになる、
という恐れも丸ごと受け取り味わう。
なんか今はそっちが欲しい。