1を聞いて10を知ることの本当の意味

「1を聞いて10を知る」

この言葉は
物事の一端を聞いただけで
全体を理解する聡明な様子の例えだと
一般的には言われていますが、
私の解釈は違います。

そもそも1を聞いて10を理解するなど無理です。

1の次に2が来るかも分からないのに
10など予測不可能な未知の世界です。

例えそんな方が居たとしても
私はその言葉は信用しません。

どれだけ上手く話しても
推測の域を出ませんから。

私はこの場合の1は
1人だと思っています。

仮に
あなたは10人の尊敬できる人物に
教えを求めたとします。

10人があなたのためになる
教えを授けてくださったとしても
それはそれぞれの地点観測でしかありません。

あなたの部分部分の知識が増すだけです。

それよりは1人の人物から受けた教えを
全て(10)実践していく方が

あなたが
学ぶべきこと、不足していたことが分かり

その結果
10人の尊敬する人物が
言わんとしていた教えを
全て理解することが出来ます。

1人の教えという定点観測をすることで
全体を把握することが出来るのです。

またあなたという1人の人が
1つの道を極めることができれば、
また違う9つの道に通じる
全ての法則を見つけることもできます。

1を聞いて10を知るというのは
こういうことだと私は理解しています。

「あなたは運命の上に立っていますか?」

そうやって日々を全力で生きることです。

私はここからいつでも定点観測していますよ。

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