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夕陽がしずむエーゲ海を見たくて!【和歌山県】
Cycling 2024.1.6
関西エリアを中心に、大地の成り立ちから人々の歴史まで、紐解きながら旅をしています!
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和歌山県日高郡由良町
由良町は、和歌山県のほぼ中央部に位置する町です。東側は山地、西側は紀伊水道に面しています。
まさか!地中海まで行ったという話ではありません。
ここは、青い海と白亜の岩壁のコントラストが美しい、和歌山県由良町・白崎海岸です。
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神秘的な白い岩は、石灰石です!
堆積岩には様々なものがあります。
土が積もってできたもの、火山灰が積もってできたものなど。
石灰岩は、どういったものが積もって押固められてできたのかというと、生き物が積もってできた岩なのです!
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サンゴ礁や海洋プランクトンの石灰質が堆積してできたものです。
中央構造線の太平洋側でよく見られるそうです。
中央構造線(ちゅうおうこうぞうせん; 英: Median Tectonic Line)は、西南日本を九州東部から関東へ横断する世界第一級の断層である。
中央構造線を境に北側(大陸側)を西南日本の内帯 (Inner Zone)、南側(海溝側)を西南日本の外帯 (Outer Zone) と呼んで区別している。
堆積岩の多くは、海の中で地層になります。
サンゴ礁や海洋プランクトンが堆積するためには、海の底だった。深海だったということです。
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調査によると白崎海岸の石灰石は、古生代ペルム紀のもの。
かつて、生物の死骸がたくさんあった時代です。
ペルム紀(ペルムき、Permian period)は、今から約2億9900万年前から約2億5100万年前までを指す地質時代である。
陸上には恐竜や鳥類など、豊かな生態系が築かれていました。ペルム紀の浅い海の堆積物からは、豊富な軟体動物、棘皮動物、腕足動物の化石が産出する。三葉虫なども繁栄していた。
ここにはとても長いストーリーがありました。
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長い歴史の中でできた岩石だとイメージするとより一層、ここで見た夕陽が神秘的なものに思えてきます。
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Activity
ロードバイク
走行距離 62.12km/獲得標高 1,052m
由良町から湯浅町、有田市までのライド
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![ひろぴょん | グラフィックデザイナー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/132054220/profile_8b5ad6d32f83fe13855d47393fc35c29.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)