見出し画像

覚めない夢を見せてくれるヒーロー ~KANA-BOON moon side upより~

5/14、日比谷野外音楽堂で最推しバンドKANA-BOONの10周年ライブに参戦してきたので備忘録です。

この日は雨予報でライブ前まで天気もってくれてなのにライブ始まってから降り始めました(さすが雨バンド)
野音自体初めてだし雨の中のライブも初めてだった。
そして制限解除されたので声出し解禁。初めて見たKANA-BOONのライブ以降コロナ禍で声出しできなかったから、今日は初参戦の気持ちも思い出しつつ、全力でぶつかりに行きました。
セトリはレア曲連発しててやばかったのはもちろん、ハンドマイク鮪さんも見れたし、なんと言ってもthe peggiesの北澤ゆうほさんとのコラボも見れて終始心が持たなかった。ぺギーズ活動休止中にも関わらずゆうほさんの歌声聴けたKANA-BOONにほんとに感謝です😢
生憎の天気ではあったけど、雨の野音も照明に照らされててほんと綺麗だった。

ここらから何曲かピックアップして振り返ります。

「1.2. step to you」
これ始まりはずるい。この曲からKANA-BOON入ったから、、それを10周年のスタートでやるとはなかなかですねかなぶんさん。

「ユーエスタス」
ドラム叩いた瞬間「あ、死んだ」って思った曲。
もうめちゃくちゃやって欲しくて懇願しててやっと聴けました。カップリングで知らない人もいたかもだけど、KANA-BOONの曲で綺麗で繊細な曲。上京する直前にリリースされて近くの堤防散歩しながらこの曲聴いたのなんか染みたんだよな、今でもハイライト。最後ありのまま受け入れる歌詞もなんかリアル。

さよならに何度も酔いしれる
単純な生き物なんだ
それなりに傷ついて


「桜の詩」
KANA-BOONにはさくらのうたって名前の曲が3つあって、これは漢字の方。
ひらがなが男目線で漢字が女目線。カナカナはわかんない😶
漢字が一番好きだからやってくれて嬉しかったし、桜は散ってしまったけど春の優しい空気が会場に流れてた。

上着脱ぐにはまだ早くて
マフラーを渡すには遅過ぎて
なんて意地悪な季節だろう
あなたに見せたいものばかり

「スーパームーン」
この曲もめちゃくちゃ熱望してた曲。ツアータイトルが「moon side up!」だからもしかしたら、って思ってたけどやってくれました。
これもカップリングなんだけど、イントロからめちゃくちゃ好きで綺麗なんですよね。
高校生のころ鬼ほど聴いてた曲。多分もう聴けないと思う。

大切だって分かっていたって
退屈だって思う日もあって
見えなくなった

「フカ」
鮪さんMC明けだいたいまっさらだけど、この曲で正解だと思った。あんまり深く考えて聞いてこなかったけど、よく聴くとKANA-BOONがこれからどうなっていきたいかが詰まってるし、自分がどうしたらいいか道標を教えてくれてると思った。
強く希望に満ち溢れた曲。

止まらない世界に置き去りだ
止まれない日々を追いかけた

「ぐらでーしょん」
北澤ゆうほ登場!!ほんとに来てくれたんだという気持ちとぺギーズ野音も結成10周年だったし雨だったし、活休してもこうやってKANA-BOONを通じて歌ってくれてるのすごくいいなって思った。点と点が線で繋がってる感じ。あと安定に可愛かったです。発狂シーン使われませんように🙏

「眠れぬ森の君のため」
やっぱこれは外せないよ。初めて生で聴けた。アンコール最後の曲。野音でやって正解だったと思う。元カノへ。あなたと別れたバンドマンはステージを降りたら鳴り止まない拍手を浴びて、彼の歌声で泣く人がいて、覚めない夢を見せてくれると約束してくれますよ。

あの夜すごい景気を見せてやると言った
眠れる森の君のために
覚めない夢を見せてやろうと思った

KANA-BOONはほんと青春時代を語るには欠かせない存在だし、上京しても変わらずに応援している。それは曲もそうだけど圧倒的安心感の方が強い。どこで見ても変わらずありのままで楽しめる居心地のよいバンド。ここまで色々あったけど着いてこれてほんとに良かったし自分もここまで生きてこれてよかった。
今回の野音はほんとに特別感のあるライブだったし、今年のハイライトになりそう。
人生何があるかわかんないからね〜。定期的に生気をライブで補充しないと。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?