自費診療のクリニックを受診して検査を受けてみました…その2
【この投稿は期間限定とさせていただきますので ご了承下さい】
8年くらい前に、自費診療での栄養療法(オーソモレキュラー、分子整合栄養医学)をおこなっているクリニックを受診をして、栄養評価での採血検査等を受けたことがありました
この検査を受けに行ったクリニックの医師が、講師だったセミナーを受講したことがありました
その講義の内容から私の今の状態ってどうなの?と思ったことがあり、検査を受けにこの講師のクリニックに検査を受けに行きましたが、受講した際のプリントやメモは今でも保管してあります
ただ、治療目的というよりは、検査をうけてみたらどんな結果がでるのかな?という興味で受けに行ったというのが、本音でした
私は、自費治療でのサプリなどでの治療よりも、通常での保険での治療をのみ希望していることも事前に最初にそのクリニックに問い合わせ、伝えたところ「検査のみだけでの受診でも良いですよ」と言われて受診をしました
私としては、自費でもありますので、自費での検査を受けること、栄養療法(オーソモレキュラー、分子整合栄養医学)での治療法を推奨しているわけではありません。興味があり、検査だけ受けてみたことの体験記として今回まとめてみました
そのクリニックでは、オーダーメード的な内容で検査項目を立ててくださり、現在(当時)、抱えている症状に合わせた項目での採血検査や尿検査、便検査、唾液検査などをしてくださいました
・採血検査(ビタミンB群、ビタミンD3含む)
・尿中重金属検査(尿有害メタル、尿必須ミネラル)
・唾液中コルチゾール検査
・総合便検査(広範囲大便分析)
・MTHFR (頬の粘膜)
・(採血による)遅延型アレルギー検査(IgG)
・栄養採血の項目
採血検査(CoQ10、ペプシノーゲン、乳酸、ピルビン酸、リン脂質、VB12、カルニチン、250HVD、葉酸、Na、K、Cl、Mg、Ca、Fe、Zn、Cu、血糖、HbA1c、フェリチン、脂肪酸4分画(リノレン酸、アラキドン酸、EPA、DHA)、VA、VB1、B2、B6、DHEA-S、生化学一般、血算一般、甲状腺関連、貧血関連など)
上記の項目の中には、一般の病院実施されているような項目も含まれています。念のための普段の受診先の採血結果も持参で行き、その結果も参考にしていただいて、採血検査項目も決めていただきました
病院での採血をしてもらう、自宅での唾液や便、尿などの検体をとり、クリニックに郵送での提出をしました
その後、全ての検査項目の結果がそろったころに、クリニックを受診して結果説明をうけました
結果も丁寧に説明してくださいました。
私は、サプリでの治療よりも通常での保険での治療を希望していたこともあり、現状での持病に併せておススメできる食事内容とその病気での保険適応持つ薬の成分名(商品名)を教えていただきました
こちらの病院での検査結果で指摘されていた、問題になる栄養項目がいくつかありましたが、オーソモレキュラー療法(分子整合栄養医学)での代替医療という形での栄養療法という特殊な分野での考え方でもあるために、その結果については、あえて持病での保険治療をうけている主治医には伝えないでおきました
が、それから1年くらいしてから、こちらの病院の検査項目の中で値が低くて問題だと指摘されていた内容があり、普段の受診先の病院での採血検査をした際に、主治医からこの結果だとちょっと数値が低すぎて問題だなぁ~と指摘された項目があり、その成分を含む薬の服用を勧められたものがありました
あまり、私自身は、薬は増やしたくはないとは思っていたのですが、こちらのクリニックで指摘されていた項目でもあったので、そこは薬を使った方がいいな…と思い、主治医から勧められた薬を服用することにしました
その結果、悩んでいた症状が少し改善に結びつきました
●採血・総合便検査・尿中有機メタル検査・尿中重金属検査・唾液中コルチゾール検査・葉酸遺伝子検査の結果からの医師の説明
以前に、検査を受けに行く病院の医師の医師にセミナーに言われていたことに
・栄養(素)足りていますか?どうやって、栄養(素)の過不足をみますか
・・・ ⇒採血・栄養関連項目を含めて
病院での採血検査
遅延型アレルギー検査分も病院での採血時に一緒にとってもらいました
・毒(重金属)
・・・ 尿中重金属検査(尿有害メタル検査)
毛髪検査
私は、尿検査の方で受けました、一部の内服薬を中止後にキレート剤を内服しての畜尿をして、それを一定量とって 冷凍して郵送をしました
・カビ
・・・尿中有機酸検査
腸の中にいるカビが出す物質が脳に影響している
私は、こちらの検査はうけませんでした
・悪玉菌
・・・総合便検査(腸内細菌叢異常)
一部の内服薬を2日間中止後に2日間便を採取する。1日目は2本とり、常温と冷凍保管をし、2日目も2本とり常温のまま、4本を保冷剤をつけて郵送しました
・コルチゾール
・・・唾液コルチゾール検査
1日4回決められた時間に唾液を専用の容器にいれて保冷剤をつけて冷凍便でクリニックに送りました
でしたので、それにそった形で検査を実施してくださっていました
以下は、医師からもらった説明時のメモからの転載です
●栄養採血検査
AST →→→ビタミンB6低下 ↓ 300種の酵素を働かせる
ALT たんぱく質、 脳
LDH *→→→ ナイアシン(ビタミンB3)
ALP* →→→ミネラル不足
Mg 、Zn
Na ↓ 抗酸化力
K *↓
Mg ↓ 1.6 2.4は欲しい
1.8
Fe*
Zn、 Ca
Tーcho 207
↙ ↓ ↘
V.D ホルモン DHEAーS
*の印があるものは、普段の採血から低い値ものになります
●MTHFR検査
⇒結果的に、葉酸は、基本的に足りているし不足しにくい傾向であった
葉酸代謝遺伝子検査キット|遺伝子検査キット|遺伝子検査ポータルサイト (dnakensa.com)
https://www.dnakensa.com/kit/yousan.html
●唾液中コルチゾール検査
・副腎疲労(副腎機能低下)→コルチゾール(体・脳を元気にするホルモン)低下
→結果からもコルチゾールが低下して副腎疲労を起こしている
副腎が頑張り過ぎている状態 か 副腎が力を尽きているに近い状態
●総合便検査
腸
Caチャンネル
↓
↓
↓
興奮
V.B
Mineraru
腸
乳酸
酪酸 (保険だとミヤBM)
グルタミン(保険だとマーズレン)
除菌…… ハーブ
(オレガノ、タイム、セージ、レモンバーム、ヴァウルシ)
抗真菌薬
解毒の野菜
たんぱく質→→→アミノ酸
リーキーガット症候群
漏れている腸
胃酸
・ペプチド結合が短い そのため出入りも自由
・必要な栄養成分は漏れる、吸収できない
・有害成分は入り込む
アレルギー
抗原
カビ
菌
・ミトコンドリアの機能を高める
・V.B群(V.B3(ナイアシン)、V.B6,V.B12)
・CoQ10
・タウリン
・ミネラル(Mg.Zn)
・カルニチン
・Fe
・腸内環境
・クエン酸回路(TCAサイクル)、電子伝達系でATP産生
(糖、脂肪、アミノ酸を燃焼)
●治療方法としては (提案)
・Mg
1、Mineraruサプリ
(Mgサプリ)
2、エプソムソルト 岡山産 硫酸Mg
入浴 20ー30分
3、点滴 Mg
・摂取すると良い食材
・コラーゲン(たんぱく質)
・V.C(質の良い)
・Fe
・Si(ケイ素)
(穀物、米ぬか、ぬか漬け、じゃがいも、玄米ふりかけ(胚芽成分)など)
・腸、その他について(内服薬)
・乳酸菌サプリ
・酪酸菌 …ミヤBM(整腸剤 薬)
・Zn …プロマックD (胃薬 亜鉛を含む)★
・グルタミン…マーズレン配合錠 (胃薬 グルタミンを含む)☆
・EPA…エパデール ★
・V.C …シナール ★
・ビオチン(V.D V.B群)…ビオチン ★
・V.D…エディロール(活性型V.D3)★
・ビタミンB群製剤(ビタメジン)
・ビタミンB12(メチコバール)
・Mg…カマ、マグミット
・K…塩化カリウム徐放剤
・ビタミンE…ユベラ、ユベラN
私は、サプリでの治療よりも通常での保険での治療を希望していたこともあり、現状での持病に併せておススメできる食事内容とその病気での保険適応持つ薬の成分名(商品名)を教えていただきました
薬は、海外輸入サプリに比べては、有効成分の含有量は少ない
現状で保険で服用している★の薬を継続していき、可能であれば、各疾患で受診している主治医と相談をして一部成分を含む薬に変更し試してみるとよいと言われました
消化器、胃腸関連で受診している主治医からは、今まで色々と薬を試しているけど、なかなか症状改善しないよね。もしなにか試してみたい薬があればその時は教えて、言われて薬剤名を聞いて合いそうならその薬への変更も検討して処方するよ~と当時言われていました
マーズレンの成分の97%くらいがグルタミンでできているとこの病院で言われていたので、主治医に、マーズレンを試してみたいとお話しをしたところ、マーズレンを処方してくださいました
2022年5月現在は、線維筋痛症、慢性疼痛には下記の薬を内服しています
他に、リドカイン+ノイロトロピンの点滴とスーパーライザーを週1で受けており、痛みがある部位には、リドカイン軟膏も塗布しています
(線維筋痛症+慢性疼痛+術後痛(乳房切除後症候群)+手背の末梢神経損傷などがあるため)
2022年5月現在は、各種疾患に対して、サプリメント系の内服薬は下記の薬を内服しています
サプリメント系の薬は、グルタミン、EPAを除いてすべて主治医の方から、処方提案がありました
ただ、EPAには関しては、厳密はにが主治医提案であった薬です
元々、脂質異常症があり、その治療目的でエパデールを処方されていて、一旦内服を中止休薬したあとに、再度、脂質異常症での内服薬処方の提案があったに、もし薬の飲むのなら以前に使っていことがあるEPAでの内服をしたいと主治医(この時はEPAを最初に処方してくださっていた医師だったので…)話して、脂質異常症での治療薬はEPAでの内服を再開しました
痛みの治療薬として、ほかにもデパケンも内服をしています
(画像撮影時に入れるの忘れました)
以前は、リリカ⇒タリージェも内服していましたが、こちらが休薬ができました
この自費の病院での検査を受けたあとから、徐々に各持病の主治医から諸々サプリ系の薬をもられはじめました
現在のサプリ系の処方については、全て主治医からの提案でもともとの疾患関連からのものであり、適応症状や病名諸々で保険治療になっています
以下は、医学書などから私が調べてみた「ビタミンと微量元素の主な欠乏症」についてなります
青文字は、慢性疼痛関連、赤文字が線維筋痛症関連での症状名です
(商品名は、保険薬での主なものの名称で1つずつあげました。他の商品名でもいろいろと販売されているものもあります)
黄色で色づけてしているものは、商品名は異なりますが、私が内服している(合剤含む)の成分になります
某診療科の主治医達からは、サプリ外来だの美容皮膚科系処方とは呼ばれていたり、これだけ飲んで入ればあとは ショコラBB買って飲めば完璧だね~と言われています( ´艸`)
処方薬はすべて、諸々の各持病の疾患で追加されていったものになります
下記の4つの画像の検査値は、自費検査先で勧められた薬を内服する前
下記は諸々の勧められて薬を内服してからのデータで一番直近のものになります(今年に入ってからものは、検査項目を一部先生で別項目をみていたため)
確かに、グルタミン、マグネシウムやカリウム、VEなどを内服しはじめてからは、体調もかなりマシにはなりました
今は、サプリ系の薬については、基本的に継続内服しています
セミナーで学んだことで取り入れられるものは、私なりに取り入れており、自費での検査を受けてみてよかったです
今でも、主治医には自費検査を受けたことは伝えていません
ただ、一部の診療科の主治医には、補完代替医療系のことについては簡単には伝えていますが…
以下は、他のセミナーで、栄養療法関連のもので講師から言われた内容です
●万能たんぱく質 血清アルブミン
血液中のアルブミンが重要である
栄養(アルブミン)が血液抜けていく
血液中の6割を占めている
アルブミンがちょっと少な目になっている人からかわいて縮んでいく
女性70~80歳で平均 身長が3cm縮む
☆血中アルブミンの低い人から熱中症をおこしやすい
アルブミンが少ない人は、血液全体が少ない
水を飲めば治る予防できるものではない
そういう方が要注意
☆体に痛みのある人
体に炎症がある火とはアルブミンが低くなる
腰痛持ちなどは、老化が早く起こりやすい
老化とは身体からたんぱく質が減少してゆく事ととらえる
↓
↓
食料事情で生ずるのではない、高齢社会特有の老化に基づく栄養失調
↓
↓
新型栄養失調
●V.D3
・ビタミンDと転倒のリスク ビタミンD不足(血清ビタミンDが20㎍未満)の症例では転倒したことがあるものの割合が有意に高い。また、握力、歩行速度、血清アルブミン値などもより低値をしているというデータがある
「転ばぬ先のビタミンD」
・V.Dは安全域が広い
~~VDの効果と使い方~~
*全死亡率低下
*心筋梗塞、脳梗塞抑制
*アレルギー抑制
*がん抑制
*うつ、認知症抑制
*転倒、骨折抑制
*高血圧改善
*痛み軽減
副作用はほとんどない
●EPA製剤
・EPA製剤を投与→カヘキシア(悪液質)の原因なるサイトカインとEPAの体重減少防止効果
ウイキペディア先生によると「悪液質(あくえきしつ、英: cachexia)は、何らかの疾患を原因とする栄養失調により衰弱した状態」のことを指します
がんの場合でも、ガンそのものの治療ではないが、栄養状態を保ちながらQOLの高い予後を過ごすことができる
「EPA製剤は、低栄養の改善、栄養状態の維持に重要である」
~~ω3脂肪酸の効果 ~~
*心血管疾患、脳梗塞予防、改善
*うつ、不安の改善
*PTSD予防
*炎症性疾患改善(含む関節リウマチ)
*アレルギー抑制(花粉症・・・)
*がん抑制
(ω3系脂肪酸…αリノレンさん、EPA, DHA)
・炎症抑制・細胞膜機能改善
・EPA製剤は、保険では、脂質異常症の病名がないと処方が通らない。保険での処方が難しい場合には、OTCのエパデールやサプリメントなどを使うと良い