オンラインワークショップにおける心構え
久しぶりのnote更新。こういうものって何を記事にするべきか迷うのですが、今回は基本に立ち返って、私がオンラインで開催するワークショップにおいて、ファシリテーションをする際にどのようなことを意識して場づくりをしているのかを書きたいなと思います。
簡単なプロフィール
原田と申します。普段は教育系SaaSのIA/UXデザイナーをしています。
完全フルリモートで仕事をしてますので、チームビルディングの一環でこの3年はmiroを相棒にワークショップを2〜3ヶ月に一回は実施、ファシリテーターをやってます。そういえば以前にもファシリ関連の記事書いてましたのでお時間のある方はぜひどうぞ。
まずは自分の特徴を捉えることから
みなさんは、どんな性格ですか?
何が好きで何が嫌いで、どんな価値観を持っていますか?
生まれ持ったキャラクターによって空気の作り方も場づくりもそれぞれでファシリテーションは変わるものって私は思っています。
安斎さんの「ファシリテーターの”芸風”の構造」というnoteを拝見して、自分の特徴・立ち位置を把握して、どのように導いていくのかを知ることってすごく大事だなって実感しました。既読の人も多いと思いますが、未読の人はぜひ一度読んでいただきたいです。マトリクス引用させていただきます。
自分が大事にしたいものは何?
私がワークショップを行う上でいつも大事にしていることを整理しました。
準備8割、本番2割で
初めての人が参加しやすい、笑顔を散りばめる
終わった後の充実感を記憶に刻む
それぞれもう少し深掘りしたいと思います。
準備8割、本番2割で
やっぱりワークショップは当日のワーク設計が重要です。何が目的で、何をゴールで持ち帰って欲しいのか、miroのボード設計含めて当日の流れを入念にシミュレーションします。本番中は参加者の様子を伺いながら時間調整、私の都合で進めるのではなく、参加者の都合を優先して場の舵取りをします。なのでシミュレーションと言っても想定通りに進む場合と、調整してもその後の流れでリカバリができるようにと当日の流れは数パターンに分けて準備しています。あくまで主役は参加者なので、参加者が満足できるようにしています。
初めての人も参加しやすい笑顔を散りばめる
基本オンラインワークショップでは画面をオンにしてもらって顔出しで参加してもらうのですが、必ず笑いが生まれて場が和むように仕掛けを作るようにしています。特に新しくチームにジョインしたメンバーは場の状況を伺うので、その際にくだらないことを含めて笑顔があれば参加しやすくなるよねって思いながら進行しています。仕事をする以上真面目な話もするけれど、真面目一辺倒だと私は疲れてしまう性格なのでその分自由に泳げる余白を作ります。
終わった後の充実感を記憶に刻む
「楽しかった」というのはすごく大事な記憶で、それだけでそのチームに愛着を持てることにつながります。ただ、ただ楽しいという記憶ではなく、ワークの結果一緒に何かを成し遂げたという達成感を踏まえた楽しさを提供するようにしています。自分の発言が、自分の行動がチームの一部となりひとつのものを創り上げる感覚を実感してもらう。それだけでワーク後の感想が充実感につながるように私はワークのテーマをああでもない、こうでもないと試行錯誤します。
もちろん間違えることもある
これらはあくまで私が意識していることであって、イメージと違ってしまうこともしばしばあったりします。なんてったってワークショップは生き物ですし混沌になることもしばしばですしね。でもそのカオスっぷりも自分自身が楽しんで、波乗りに乗った感覚で縦横無尽にファシリテーションができたらいいなって思います。なんてったって私は「主導・触発×感情型」なので、毎回のワークショップはエモーショナルに引っ張っていけたらいいなと毎度感じます。
おわりに
久しぶりにnoteを更新しましたがやっぱり文章を紡ぐって難しい!ので2023年はもうちょっと日本語と仲良くなれたらいいなと思いました。拙い文章をお読みいただきありがとうございました◎
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