マーケティングを学んで印象に残った事例(西松屋)
こんばんは。
ヒョウリイッタイです。
私は元々エンジニアであり、マーケティングは初心者ですが、
今日少しマーケティングについて勉強して
印象に残った事例をメモさせていただきます。
この記事を読んでいただいた方で
「少しだも参考になった」「既に知っていたけど再確認できた」という人がいましたら
記事をスキもしくは感想コメントお願いします。
西松屋の戦略(地域ドミナント戦略とコスト削減)
西松屋はベビー用品(主にベビー服)を低価格で販売している会社です。
地域ドミナントは「マーケティング」というより「経営戦略」「ビジネスモデル」かもしれませんが共有します。
地域ドミナント
競合が入る余地がないほど高密度に出店し、その地域の顧客の総取りを目指しつつ、配送などの業務を効率させる
「地域ドミナント」という戦略は3年ぐらい前から認知しており、
セブンイレブンの戦略ということは知っていましたが、
西松屋もこれに分類される戦略をとっているのは知りませんでした。
私も子供が1歳なので、西松屋に行ったことがあります。
いくつか負の印象を感じましたが、全部戦略だっとは本当に驚きです。
【負の印象】
①客が私しかいない。。。こんなにガラガラで店が潰れないのか?
⇒地域ドミナント戦略。ガラガラにするのが狙い。
店舗の売上があらかじめ設定した目標を超えると
その店舗とあえて客が共食いするようにもう1店舗出店する。
その結果、
・駐車場がガラガラですぐ駐車できる!
・店内がガラガラなのでストレス無く買い物できる!
・レジもガラガラで早く会計ができる!
ちなみに、通路がめちゃくちゃ広いので、
ベビーカーで来店しても余裕で買い物ができて助かります。
②店員がやる気ない。。。
商品のベビーカーを触っているのに声掛けされない。
(赤ちゃん本舗でベビーカーを見ていたらすぐに声掛けされたのに)
⇒人件費削減の戦略。
1店舗をパート店員2人で回すみたいです。
最低限の業務(レジ打ち)だけで、
お客さんに話しかけない、
ベビー服の畳み直しもしない(全部ハンガーで陳列されているため)。
ちなみに、
・赤ちゃん本舗ではポイントカードを作ったけど、
西松屋はポイントカードないの?
・店員さんの服装は私服かな?西松屋はなんかテキトーな店?
といった印象も持ちました。
おそらく、これも人件費削減の戦略だと思います。
以上、西松屋の戦略の紹介でした。
最後は極めて個人的な感想です。
私が初めて西松屋に行ったときの印象は、「ガラガラ」「チープ」でした。
私一人(妻は自宅待機)で入店して、「他の客がいない」「店員に話しかけられない」「静か(店内BGM無し)」だったため
私はここにいて大丈夫かと不安な気持ちに煽られながら、
ミルク缶を手に取り、早々にレジで会計して、すぐに車に乗り込み
店を出ていった記憶があります。
店内の滞在時間は10分程度だったので
西松屋の狙い通り「ガラガラ商法」に私も貢献しました。
ガラガラ商法は新型コロナ対策にもなり、
西松屋はコロナの中でも増収で25年連続増収となり、絶好調のようです。
また、シェアNo.1の赤ちゃん本舗とは
戦略が差別化されており、
とても面白いNo1企業、No2企業の関係だと思いました。
※違いを2つだけ紹介
【場所】
西松屋:郊外(駅から遠い、車が基本)
赤ちゃん本舗:ショッピングモール内
【サービス】
西松屋:客への声掛けなし、ポイントカードなし
赤ちゃん本舗:ベビーカーや抱っこ紐の専門スタッフがいる
(もしかしたらメーカーの人)
会員になるとポイントカード制度など手厚いサービスあり
西松屋は
「○○だけ購入する」と決めてお店に行くときには
家から近くて本当に便利だと思う反面、
店内をいろいろ見て回りたい私にとっては、
店内の静けさが不安になってしました。
対策として、次行くときは妻と一緒に行き、会話しながら買い物を楽しみたいと思います。
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。