エイジングをポジティブに捉える大人になりたい
初めての白髪発見に多くの人はショックを受ける
白髪を見つけるとショックを受けたり、とても気になることが多いです。 しかも、生え始めではなく、1本、ピーンと。 いつから?いつからそこに??とショックをうけます。
14、5年前。
私が自分の頭に、初めて白髪を発見したのは、 旅行先のホテルの洗面所でした。
旅行先で、突然白髪が生えてくるはずはなく、 すでに白髪はあったのでしょう。 いつもと違う場所、照明、光の角度。
ゆえに見えた?白髪
強烈なインパクトとショックを感じたことは覚えています。
なぜ、楽しみにしていた旅行先で…。 日頃の現実から離れるせっかくのタイミングなのに、現実に向き合うことに。
若干、落ち込みましたが、同部屋だった年下の友人からは、私もあります!!と励まされ、そうか、そういう年齢になったんだなと思いつつ… 。
翌日には観光を楽しんでいたので、今思えば、 旅行先で見つけたことは、白髪気になるモードが強制的に変換されてよかったのかもしれません。
大人じゃん!
旅行先で白髪を見つけたんです。 と、旅行明け、当時の上司に話したところ
「大人じゃん!やったね♪」と言われ、 拍子抜けしつつも、 「そうか。そういうことか。」と思わせてもらえました。
ネガティブな捉え方をするか、それを楽しむかで、かなり心持ちが違います。
白髪があることも、大人じゃん!という励ましをしてくれた上司から、 一方的にネガティブな見方しかしていなかった 自分に、気付かされた瞬間でした。
30歳前後の自分にとっては、 白髪=大人という響きは、ある意味励ましと応援の様にも感じられました。
老眼鏡ではく、オシャレを楽しむメガネ
私が20代前半の頃に担当させていただいた、50代のお客様が、オシャレな眼鏡をかけていたのですが、
「老眼鏡じゃなくて、ちょっと文字を読みやすくする、オシャレメガネなのよ、これ。 色々なデザインのメガネを探すのは楽しい!」
と、老眼鏡について話されたことがありました。こんな風にサラリと言える大人になりたい!!と思いました。
だんだん、その老眼が近づく年齢になり、どんなふうに見えなくなるのか?不便さと恐怖?を感じながらも、
オシャレメガネをかけられる!という楽しみが あることは励みになります。
今のところ、パソコンの前で、ブルーライトカットの眼鏡をかけて過ごすくらいですが、 オシャレメガネをかけられる日が楽しみ!と思える様になったのも、それを教えてくださったお客様のおかげです。
エイジングを楽しみ、オシャレを楽しむ
白髪も、あえて染めない人や、全体を明るくして白髪を目立たなくしたり、ハイライトでぼかしながら楽しむ人もいたり、とそれぞれの楽しみ方があります。
眼鏡探しも、TPOに合わせて選んだら楽しいのだろうと想像します。
白髪も老眼鏡も大人の証拠! 自分なりの年齢の重ね方を楽しみたいと思います。
Aya Horiguchi