「有事の際」のための心構えと知っておくことの大切さ
昨日の投稿に追記です。
美容のことに直結しているかは別にして、自分達の暮らしに通じることなので…
"防火管理者"講習を受けたこと
以前の職場で、業務上必要だったので、 防火管理者講習というものを受けさせてもらったことがあります。
テナントとして、ビルや建物内に会社、お店などがある場合に、各フロア(テナント毎)に、 防火管理者登録が必要になることがあります。
これは、業界業種に関わらず受講するので、 様々な業種、企業の方が受講されていました。 受講者は、スーツ姿や職場の制服の人もいて美容関連のセミナーとは、かなり雰囲気も違いました。
消防に関する知識を過去の事例から、火事の怖さやその防止対策、万が一の時のことを学びます。そして、訓練施設を見学し、消火栓や消火器の 使い方などの実習も行いました。
この講習で、一番印象に残っていることは、 火事の原因とその理由。です。
一番多いのは、放火による火事。 そしてその理由が、燃えそうなものがそこにあったから、火をつけてみたくなった。というものだそうです。
そんなことが理由になっていいのか?? と、かなりの衝撃を受けました。
火事を未然に防ぐには、可燃物を外に置かない。
火事が広がらないように、防火扉の前に荷物を置かない。 建物、家の中であれば、火元の近くに燃えやすいものを置かない。 コンセント、プラグの 挿し込み口に埃が溜まらないようにする。
など、原因になりうることは排除する。 シンプルな対処法ですが、地道な対応を確実に行うことが大切。
そういった意味でも、防火対策の重要性を感じた貴重な講習だったと思っています。
日本では当たり前でも、そうではない国はたくさんある
外国人から見た日本を紹介する番組で、 "Cool Japan"と言う番組があります。 その番組で、 外国人観光客が、日本には防災シュミレーションが体験できるクールな施設がある、と都内の施設を紹介していました。
参加した観光客は、自国にない施設、取り組みに驚きつつ、災害の多い国だからこそできることで、この体験は貴重だと話していました。
地震の少ない国では、そういった施設はないかもしれませんし、防災訓練も日常的ではないかもしれません。
起きないことが一番ですが、そうなった場合に向けて、もしもの時に備えることが大切だと感じます。
変化し、順応する
2011年の震災を機に、帰宅困難者と言う言葉も 使われる様になりました。
私たちの生活でも、有事の際の準備として、 自転車通勤、スニーカー通勤をしたり、職場に スニーカーを置いていたり、職場から自宅まで 歩けるように地図をチェックするなど、 意識と行動の変化があったと思います。
2020年を機に、 これまでの常識や概念が変化しました。 初めは慣れなくても、徐々に慣れて、順応する。そして、これから先にも、様々な変化をしていくのだと思います。
私自身は、災害などの研究者や専門家では ありませんが、一市民として、無関心でいては いけないのだと感じます。
まずは自分を。 そして大事な人の安心と安全を守る準備を。 有事の際に慌てない様に、心構えがあることが 大切なのだと思います。
Aya Horiguchi
よろしければ、サポートお願い致します!美容教育施設や団体の取り組みを応援すべく、寄付させていただきます!