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砂山(すなやま)の

砂山の 砂に腹這ひ 初恋の いたみを 遠く おもひ出る 日


<よみかた>

すなやまの すなに はらばい

はつこいの

いたみを とおく おもいいずる ひ


<この 短歌(たんか)は どんな短歌(たんか) ですか?>

むかし、 はつこい<first love>が おわりました。

こころが いたかった です。

わたしは いま すなの やまに ねます<lay down>。

むかしの いたみ<pain>を おもいだしました。


石川 啄木(いしかわ たくぼく)

『一握の砂(いちあくのすな)』


かいたひと : じょうほ さとり

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