我が子に読んでほしい名作本
最近本はあまり読めていないけど、本が好きだ。
学生時代は小説を読んでいたけど、社会人になってから、実用書や自己啓発本を読むことが多くなった。
自分の知りたい情報を本で得るのはとても効率が良くて、勉強にもなるしモチベーションにもなる。
でも、そればかり読んでいても何となく思考が薄っぺらく深まらないときもある。
その反面、小説や漫画は自分の悩みを答えてくれるようなわかりやすい文章はかかれていないけど、物語の中で登場人物に共感したり、登場人物の言葉の一言が自分の今の心情にしっくりくるものがある。その登場人物の琴線に触れる言葉をみつけたとき、その一言をみつけただけで「読んでよかった」っていう感動を味わえる。
あとあと自分の考え方の軸になっているのは、ビジネス書などの名言より、小説の中の登場人物の言葉のフレーズの方だったりする。
個人的に良かったなと思う本を4つあげてみる。将来、自分の子供にも読んでみてほしいけど、好みもあるし強要しないでおこうw
【モモ】 ミヒャエル・エンデ
人生で大切なことを教えてくれる一冊。
偶然20代の時に本屋さんで手に取った本。
毎日忙しくて心にポッカリ穴があいたような時に読むと沁みる。
児童書だけど、大人が読むべき本。
登場人物みんな魅力的だけど私は掃除夫のベッポじいさんが特に好きです。
【二十一世紀に生きる君たちへ(洪庵のたいまつ)】 司馬遼太郎
司馬遼太郎記念館に連れて行ってもらった時に親に買ってもらった本。
人間は自然の一部、助け合って生きている。他人をいたわることは、本能ではなく訓練して身に着けるもの。訓練を通じて自己を確立する。素直でかしこい自己を。(一部抜粋)
小学生向けにかかれていてかなり読みやすい。小学生の国語の教科書に載っていたらしい。私は高校生の時にこの本を初めて読んだ。大人にも刺さる。
【火の鳥】 手塚治虫
手塚治虫が亡くなるまで描き続けたという作品。
何でこんな作品が描けるの!?手塚治虫の頭の中どうなってるんや。。と思った。
感情が揺さぶられすぎて一度読むのを中断した漫画。全編は図書館で借りた。
寝る前に読んで、寝れなくなるくらい夢中に読んだ。
生きること、死ぬこと、いろんなことを考えさせられる漫画。
【ブラックジャック】 手塚治虫
これもまた手塚治虫。小学生の時に学校の図書館で読んだ。
医療に興味持ったきっかけの本。
ブラックジャックがとにかくかっこよくて好き。
これも人の生と死を考えさせられる本だなぁ。
子供の時の読書体験って大事だなって思う。
大人より没入できるし。本からしか得られない心の栄養もあると思う。
書いていると、久々に読みたくなってきた。親子でも本を楽しみたいな。