Win Winな関係？

不思議なご縁がありまして。
縁と言ってもいいのだろうか？食らいついたと思われただろうか？
それとも、ウインウインと思って頂けただろうか・・・(´∀｀*)ｳﾌﾌ

施工業者が倒産してしまい
目の前に引き渡し納期の迫った物件があり、組み立てできる家具製造業者を探している。
という話が弊社へ舞い込んできました。

ゼネコンから、施工業者へ
それから弊社のような家具製造業者や建具業者へと注文が入ります。

なんでも、あと組み立てれば、完成する状態だったそうなのですが、
何故か、作らないという選択をされたそうです。
施工業者が倒産しても、ゼネコンと家具製造業者との直接のやり取りになり、完成すればお金は回収できるんです。回収できるのに・・・
「え？なぜ？お金いらないの？」
不思議だなぁ～と思ったのですが、納期も迫ってましたし、次に繋げたいという思いもあり、承諾することにしました。

引き受けることにしましたが、そりゃ～、やっぱり悩みましたよ！！
何故、途中で止めたのか理由が思いつかなくて・・・
その選択をせざるを得なかった何かがあったのかもですが、それにしても、無責任といいますか、なんといいますか。

ですが、受けたからには、引き継いだ時点で弊社の責任となります。
途中でバトンタッチされた経験なんて、今まで一度もありませんし、
はたして、組み立てはスムーズに行くのだろうか？
部品が足りない場合、材料の手配など間に合うだろうか？

色々悩みながらも、図面と部材、部品を照らし合わせ、
不足部品を作ったり、あらっ？このままでは、組みあがらない！！
と修正加工しながら、無事完成させました。
トラックに積み込み、引き渡しができた時は、安堵いたしました。

この物件は、ゼネコンから建具屋さんへ組み立ててほしいと相談があり→
断った建具屋さんが資材屋さんに、何処か受けてくれるところがないか探して欲しいと頼まれ→
その依頼を受けた資材屋さんが弊社へ尋ねられ→
と、こんな感じで回り回って弊社へとやってきました。
弊社を思い浮かべていただき、ありがとうございます。

後日談
資材屋さん、ダメ元で聞いてみたらしい。
受けることにし、無事終わったと話したら、驚いてありました。
やっぱり食らいついてしまったのだろうか・・・