クラブ最多8,591名と苦戦した年末 2023-24 第14節vs横浜ビーコルセアーズ 第15節vsアルバルク東京
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
12/30(土)に仕事納めをし、次の日には地元に帰りました。この時期の鳥取県は雪が降ることが多いんですが、今年は雪が降るどころか、例年に比べ暖かくすら感じます。
そして元旦に大地震が発生しました。父親の実家が能登半島にあり、祖母の安否が心配されましたが、なんとか無事ということで今は家族も少し落ち着いているという状況です。
さて、正月は地元に戻って久しぶりにゆっくり過ごしました。元旦はほとんど家で寝ていました。こんなに寝れるんかってくらい。
昨日佐賀に戻りようやく身体も回復したので、PCを開いています。
今日は昨年12月後半の振り返りと今年の抱負を書きたいと思います。
【クラブ最多入場者数更新 vs横浜ビーコルセアーズ】
まずは12/23.24で開催された横浜戦。クラブからもあった通り、今年のプレーオフに記録した数字を大きく塗り替え、クラブ史上最多入場者数を記録しました。すごい。
今節はチケット販売のスタートから売れ行きがすごく、記録更新もあるのでは!?という雰囲気はありました。
他のメンバーはわかりませんが、少なくとも僕が関わっている範囲では集客の施策というのは殆どやっていませんでした。
ただ、増席の案が出て、消防の許可を取ったり、12/6の長崎戦では4Fを埋めて、(横浜戦に向けて)売店やグッズショップを出すなど運営に向けての準備。また、安全面に配慮し2F・4Fに車いすやストレッチャーを設置したり、看護師を配置したりと、運営面でやれることは全てやったという感じです。
増席については他チームで結構やっていることが多いのですが、そこは経験のあるメンバーのおかげでスムーズに設計から販売まで進んだんだと思います。本当はもっと席を作ることができたし、まだまだSAGAアリーナのポテンシャルはあるみたいで、どのタイミングかはお伝えできないですが、然るべきときに記録にチャレンジするときが来ると思います。
あとは今回”満員のSAGAアリーナ”を経験できたことは記録もそうですが、運営面でもクラブにとってはすごくプラスですし、いくつか改善点はあったにしろ大きなトラブルがなかったのはポジティブに捉えていいのかなと思います。
他のチームは限られたスペースでいろんなことをされているので、佐賀は本当に恵まれているなと感じましたし、まだまだチャレンジできるというのはわくわくです。
あとは演出チームが来場者を少しでも楽しませようとしてたのもすごくよかった。
23日の夜はクラブを外から支えてくださっている方々とごはんを食べにいきました。毎週WEBでお話をさせていただいてるんですが、やっぱり面と向かって話をするのって大事。
色々なスポーツチームに携わってきた方々が佐賀のポテンシャルの高さを熱く語っていました。
特に印象に残っていたのが振り切ったことをやれるというお話。
どのチームもブランディングみたいなのがあって、例えばかっこよくプロモーションをしてイケイケなビジュアルや企画を作るってどこのクラブもやってそうで、そこに特徴を出すのは難しい。”かっこいい”には限界もある。
それだったら楽しいとか面白いとか、違った方向で佐賀は何か楽しそうなことやってるクラブっていう印象をつけていくっていうのはすごくよかったし、個人的にはもっとそっちに振り切ってもいいとすら思いました。
ただ、佐賀はデザイナー含め周りにかっこいい仕事をする大人達がいるので、ダサくはならないというか。ここは感覚的な話なんですが、真面目にふざけるみたいな具合がすごくハマってる気がします。
バランスは大事なので、バッチバチにかっこよくするところはして、面白いことをしていく。緊張と緩和。みたいなことなんでしょうか。
この辺僕はよくわかんないので、これからも思ったことはじゃんじゃん伝えていこうと思います。
あとは8,500人を超える方々がアリーナに集まったという事実をうまく活用していかなければいけない。どんな形であれアリーナを満員にしたというのはもっとアピールしなければいけないという話もあって、確かにと思う反面、僕にそんなことを考える余裕はなかった。
これはたぶんB.LEAGUEやバスケファン以外の方々へという意味なんだと思います。本来僕らがやらなければいけないことって多分これなんだろうなって後から理解できたんですが、そこまで頭がまわっているスタッフってきっと少ないはずです。これからですかね。
【やりきること vsアルバルク東京】
激動の横浜戦から1週間。2023年のラストゲームがやってきます。
アルバルク東京戦。
12/29(金) 6,084名
12/30(土) 5,174名
横浜戦が8,443名(GAME1)、8,591名(GAME2)だったので数字的には物足りなく見えるんですが、アルバルク戦は本当に色々やりました。うまくいったこといかなかったことありますが、記憶があるうちに残しておきます。
アルバルクはB.LEAGUEの中では資本含めTOPチームで、琉球と並んでリーグを代表するチームであり人気もあります。
また、B.LEAGUEは年末年始に試合があるのが通例で、通常はチケット販売も好調で結構ギリギリにチケットが売れていくらしいです。
が、もともとアルバルク戦は目標値も高く、正直12月の試合の中では一番厳しい(売上集客)試合でした。
また、佐賀のチケット売れ方が波がないけど爆発力も弱い。ということもあり、年末の試合はギリギリで伸びてくるにしても、まずかった状況。
それでも今の佐賀は外部に経験のある方々、中にはプレーオフを乗り切ったメンバーがいるので、次々に企画を立て、全て実現できた。
正直まだ検証ができていないので、何がどれだけの効果があったのかはこれからなんですが、少なくとも12/30の5,000名オーバーは全員の頑張りが大きかったです。
会議で出たことをそのまま実現までもっていってしっかり数字を積み重ねたというのはすごい経験ですし、チームとしてやったという自信にしてこれからに活かしたい。
ゲリラで行ったちらし配りも、やると決まった次の瞬間には担当者がゆめタウンに連絡してたし、チームに依頼をかけていました。広報チームはメディアにも直接連絡をしてちゃんと取材、放送まで持っていきました。
チームもHCをはじめ集客(フロントの施策)に協力的で、あの連戦が続く中で全員が稼働したというのはありがたい限りです。横浜戦のHCインタビューでもアルバルク戦のチケットに触れてもらったりと、試合以外の部分でも協力的なHC(チーム)に対して社長も全幅の信頼を寄せている。という話もされていました。
また、今年から新卒で佐賀に入社した社員はファンクラブの企画を短い時間で形にしました。
僕が偉そうに言うのは違いますが、佐賀の若手は本当に一生懸命です。
仕事としては当たり前なのかもしれないですが、当たり前の積み重ねや続けていくことが何より大事だと僕はnoteで学んだので今の流れは間違ってないと断言できます。
あと、自分はこれまで何かをするのであればちゃんと目的が必要で、なぜそれをするのかを大事にしてきました。それは今でも正しいことだと思うんですが、仮にそこまで考えていなかったとしても、自分が良いと思ったことを一生懸命形にするというのはそれはそれで良い気がしました。
このアルバルク戦は本当に色々な学びをもらった。
僕らおじさんたちは若手が作ったものをいかに意味のあるものにしていくか。その考え方が必要だし、本当にいらないことなら納得するまで付き合えばいい。
個人的には横浜戦の8,000名オーバーよりも12/30の5,000名オーバーが嬉しかった。今までとは違うやった感がありました。
アルバルクさんからルークが来てくれたのも良かったですよね。すごい数のフロントスタッフさんが来られてて、さすが!っていう感じでした。
【2024年 シーズン後半戦】
…とよくやった感満載で書いてきましたが、個人的には課題もまだまだあって、全力で喜べてはないです。
自分が担当している飲食の部分はまだまだ改善点があって、僕が佐賀で一人だからという理由で年末に連絡をくださった社長からは簡単なことはないし楽にやろうとせずに根気よく向き合っていくしかないというお話をしてもらいました。(たぶんあってる)
もっと関係者とコミュニケーションをとって、数字もそうですが、来場者の方々に喜んでもらいえるような形にしていかなければなりません。
今期の残りシーズンはそこが一つ大きな目標になりそうです。
そして、年末にもう一つ個人的に大きな発表が。
アリーナでフォートナイトやります!!
最初は1人でこそこそ動いていたんですが、先輩に相談してから実現に向けて一気に動きました。
今年に関しては本当に実験的な意味合いも強いですし、これがうまくいかないと次はありません。たぶん。
それは盛り上がりということだけではなく、集客や売上含め来期以降キラーコンテンツに育つ可能性を示さなければいけない。
という話を近いうちに書きます。
新年の抱負!!みたいなことを書きたかったんですが、振り返りでお腹いっぱいになってしまいました。
今日から後半戦が始まります。チームへの応援をよろしくお願いいたします。
GO‼GO‼SAGA
佐賀バルーナーズ 山下
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