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Apex Legends 下手くその成長記#37 最終章④ メンタルズタボロ物語 恐怖に打ち勝つには

おはようございます。HYS(ひす)です。

なんと!!全キャラ小柄(被ダメ5%アップ)が削除!?

海外の掲示板でApexのデザイナーさんの発言があったようですね。小柄削除か。このニュースを知って真っ先に思いついたのがレイスです。依然として大会でのピック率は高いですから、小柄削除の代わりに更なる弱体化!?なんてこともありそうですね。

どうなるか。こんな感じで急に自分のメインキャラが弱体化をくらったりするので、○○専は危険だよって話を昨日書きました。奇麗に繋がりました。

極めるコトって簡単なことではないので、それができる人はきっと違うキャラを使っても強くなれると思います。

さて、今日の成長記は、”メンタル”について。今までの成長記ではあまり触れて来なかったので、最後に残しておきます。技術的なこともそうですが、ここがかなり重要かなと思います。

メンタル的な話はどうしてもロジックからズレてしまうので、好きじゃない方も多いかもしれませんが、やり遂げれるかそうでないかはその人のメンタルによるところが大きいなと思います。

自分もそうでしたが、ランクマッチをプレイするのが怖かったです。今日はそんな僕のランクマッチ物語。

❝メンタルごりごりに削らた話です❞

【精神を削られていく日々】

●序章 今シーズン上がれなかったらランクは諦めよう

2021年2月4日。シーズン8が幕を開けた。いつもは少し遅らせてスタートするが、今シーズンは開幕して早々に僕たちはランクマッチに挑んだ。

「よし、行くか。」

落ち着いてはいたが、どこか緊張感もあった。

今シーズンは並々ならぬ想いで挑んでいたからだ。僕にはApexを始めた当初から一緒にプレイしている友人(同級生)Kがいる。シーズン6から本格的にランクマッチを主戦場にしているが、二人ともこれまで一度もダイヤ帯には上がれていない。

そんな僕らは背水の陣でランクに臨むことになった。

シーズン7。僕とKはプラチナ3で終わった。進歩がなかったわけではない。プラチナランクの特徴とランクの上げ方を掴みかけていたからだ。”時間をかければ上がれる”感覚を掴みかけていた。

プラチナ帯はとにかく部隊が減らない。みんな順位をあげることを最優先に考えるからだ。キングスキャニオンはマップが開けていることから、漁夫の利を狙うパーティも多い。

つまり、

戦闘を起こすことが早期敗退の原因になっているということ。

僕らはこれに気がついた。そして、ルールを作った。

TOP10までは戦闘を仕掛けず、”安地内の有利ポジション”を確保する

戦闘を仕掛けられても、最低限の反撃で(相手のアーマーは割る)深追いはしない。

これがシーズン7のルールだった。それなりに結果が出た。プラチナⅣを突破できた。しかし、時間切れでダイヤには行けなかった。

速報!!シーズン8はランクの仕様変更!!

プラチナ帯はプラチナ帯のみでのマッチング。そして13位からポイントが入る仕様(その他、キルポ上限が6など)になった。

これを知った僕らは、”もしシーズン8でダイヤに上がれなかったら”たぶん今後上がれることはない

なんとなくそう感じた。前シーズンの手応えもあったが、それよりもこれでダメなら諦められる。そんな気がしていた。

●シーズン序盤 盛れるポイント

シーズン序盤、シルバー2から始まり、ゴールド帯。さくさくポイントが盛れていく。盛れているというよりは減りにくいといったイメージ。部隊の減りが早く、漁夫もそこまで混雑することはなかった。

しかし、ゴールド帯では少し、戦闘に走ってしまい、序盤は中々チャンピオンになることはできなかった。悪い癖だが、僕らは追い込まれないと真剣に考えないのだ。

ゴールド帯は突破できるという慢心とここで負けているようじゃダイヤには行けない。という変な気負いもあったかもしれない。

同じ失敗を繰り返さないように常に確認する。終盤になって痛感することになるが、このときは微塵も感じなかった。とにかく順調だった。

…それから4日後。

僕らはプラチナ帯に帰ってきた。

●上げては落とすジェットコースター

気合いを入れ直して、プラチナ帯がスタートした。スタートは悪くなかった。ランクマッチ序盤は前シーズン、ダイヤ帯、マスター帯のプレイヤーも少なくなく、敵部隊は強いが、ポイントはそこまで落ちない。

その理由は戦闘を仕掛ける部隊が多いからだ。ダイヤ・プレマス帯で慣らすプレイヤーにとってプラチナ帯はウォーミングアップ。積極的に戦闘を仕掛けるので、部隊の減りが早い。

言い換えるならばそこだけに注意をしていれば、順位も上げやすいし、部隊が少ないので戦闘をしても漁夫が来にくいのだ。

これは後から気が付いたが、ランクマッチ(プラチナ帯)は中盤から後半かけてきつくなる。

実力が拮抗してくると同時に部隊の減りが極端に遅くなるからだ。シーズン8はスタート後一週間ほどで、この状態だった。

そして、終盤はサブ垢勢が増える。これにも苦しめられた。

ポイント獲得に苦労したが、順位を上げるコトを意識し、80ポイント~100ポイントあたりをコンスタントに出しつつ、‐36ポイントは取らない、そして連敗をしないことを意識し、苦しみながらもプラチナⅢに到達。プラチナ帯挑戦から1週間もたっていなかった。これはイケる。

案外簡単に上がれるのではないか。手応えを感じていた。

●停滞とマイナスへの恐怖

楽勝ムードは長くは続かなかった。プラチナⅡの目前まで来た頃、何やら様子がおかしい。全くそれ以上先に進めなくなった。

部隊は減らない。戦闘は起きない。安地ぎりぎりは大渋滞。マッチ中何もせずにただ、安地ギリギリでカットされる。

良いポジションを取ろうと早めに移動すると敵に見つかり挟まれる。なんだこのゲームは。

「こんなの安地の運じゃないか」

「なんで自分らだけ挟まれるんだよ」

「このタイミングで来るかよ」

何かのせいにしないとやってられなかった。お互いに熱くなり、文句を言う。こうなると、負け。さっさと止めて寝た方がましだ。

感情を保てないと、どんどんプレイが雑になり、ポイントは減る一方。しんどくてもダメなときは一人で生き残る。これが基本。やみくもに戦いにいくにのは逆効果だ。

必死にもぎ取った80ポイントも、

-36ポイント、‐21ポイント、‐26ポイント。

一瞬で水の泡。気が付けばプラチナⅣに降格していた。マッチするのが怖かった。今日は止めた方がいい。何度も思った。

ただ、寝て起きて仕事して、帰ると気が付けばデスクでスタンバイ。案外次の日には落ち着いていた。

これが日常になっていたからだ。ポイントを減らす不安はもちろんある。ただ、ルーティンになっていたことで、翌日には冷静だった。やはりプレイし続けることは大切だ。

”安地のせい” ”敵が強い” ”なんでこっちばかり狙ってくるんだ” ”味方のカバーがない”

文句もさんざん言った。イライラもした。

ただ、

誰かのせいにしていると永遠に結果は出ない。なぜ勝てないのか。カバーがないのは本当に味方のせいなのか。

味方の状況を確認したか?だったら、報告しよう。ピンは指そう攻撃を仕掛ける際は声かけよう。無理な状況では引くこと、一人になってもなるべく順位は伸ばすこと。

いちいち話し合った。相変わらず熱くなる部分はあるが、今までとは違った。

恐怖に打ち勝つにはプレイするしかない。自分の何が悪かったのか。考えた。そして挑戦した。安地がわるいときはマイナスにならなかったら良いと割り切る。チャンスがあったら積極的に有利なポジションを取る。

終盤は報告の量も増えた。そして互いの意見をぶつけることもできた。

●不安なときほど考える

考えに考えた。行動した。初動は被せないが変なところには降りない。ちゃんと物資が漁れるところに降りる。

ランドマークを決める。キングスキャニオンでの僕らのランドマークはクラッシュサイトからのザ・ケージ。

ザ・ケージは安地に入っていたらとにかく真っ先に目指した。

そして、安地予測も分析し、終盤はかなりの確率で良いポジションをとることもできた。移動ルートも瞬間瞬間で考えて導き出す。回数を重ねることでしかわかり得ない、負けた経験も踏まえて成長に繋がる。

そして、上手くいきだすと、連鎖する。プラチナⅡを突破してからはあっという間だった。

考えて戦うことが当たり前になり、声を掛け合う頻度が増えた。考えて失敗すると、

「ごめん、今のは俺が○○したから悪かったわ」

これは上手くいくバロメーターなのかもしれない。不安なときほど、考えて実践する。ミスを認めて、切り替える。

決して投げやりにならない。Apexは考えてプレイすることで上達する。これは間違いないし、醍醐味。

最後はサブ垢軍団に苦しめられたが、その部隊を倒してチャンピオン。そしてダイヤへ。最高の瞬間だった。

【さいごに】

ということで、HYSのランク物語でした。ポイントがゴリゴリに削られていくときの心境は本当にグサっと来ます。

今回も何度も心折れかけましたが、Kの存在は大きかったです、戦力的な部分もありますが、何より、僕が乱れても平気な感じで付き合ってくれたことですかね。ケンカすることはなかった。お互い目指してるものがあって、それに向かって努力しているから。

考えてプレイしているときの成長度はすごい。

結局最後は一人でことになったんでうすが、ソロでもあっさりチャンピオン取れたんです。

しっかりパーティを引っ張れたのは自信になりました。またそれも書きたいですが、今日はここまでにします。

そろそろ成長記も終わりに近づいてます。

今日はここまで。ありがとうございました。

HYS

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HYS(ひす)/山下洋平🏀
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