演劇のむこう

芝居をしていて、人と話をしている時に、売れる気がないという話をすると、「ああ、その程度の志なのか」みたいな目を向けられることがたまにある。

そうか、みんな知らないのか。
演じるってことの先に、生きるってことの先に、人智を超えた、言葉に言い表せないくらいの、どん底に生きてる人が、苦しんでる人が、ああ、そうだったんだ、自分はこんなに苦しんでたけど、なんだそうだったんだ...って思える大きな大きな愛の賛歌が轟いてるんだってことに。

私はこの永遠の沈黙を、轟く愛の賛歌を伝えたい、ただそれだけ。


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