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東京ユニオン事務局長・関口達矢氏関係著作物備忘録

プレカリアートユニオンとの訴訟が完全勝訴判決を迎えたことを受けて、同ユニオンと清水直子こと関口直子氏が執筆した原稿等について、論評・学術研究の資料とするため、調査を続けている。

その一環として、関口直子氏の夫でもある東京ユニオン・関口達矢氏の著作物についても調査してみたい。
なお、下記の通り、関口達矢氏は、東京ユニオンの「専従職員」であることを自ら明らかにしている。

東京ユニオン事務局長
1965年、千葉県生まれ。千葉県内の公立高校中退後、通信教育で高校、短大を卒業。フリーターを経て、業界誌に就職して編集記者となり、間もなく東京ユニオンに加入、執行委員に。書記次長を経て、2010年に業界誌を退職、副執行委員長に就任。NPO法人派遣労働ネットワークの理事も務める。著書に『闘うユニオン』(共著)がある。

https://imidas.jp/author_data/g809 より引用


もっとも、ライターを名乗る直子氏と異なり、著作の数は多くはないと思われるが、判明次第、順次追加していけば良いので、一応、記事として立ち上げてみることにした。

また、権威のないウェブメディアやブログ、精査に過大な手間がかかる動画媒体への掲載については、調査から除外した。

著書

寄稿等

・2013年10月11日963号 「派遣労働が恒常化、永続化される」p.29-30。都立図書館資料コード7102922932号

感想 プレカリアートユニオン、全国ユニオン関係の研究について

今回、あくまでもプレカリアートユニオンの問題だが、総会決議不存在確認等請求事件の控訴審判決が言い渡され、ユニオンの私物化が法律的にも許されないという結論が明らかになった。

今後、これらの判決に基づいてプレカリアートユニオンの活動等を批判的に論評していく必要があることはもちろん、他の全国ユニオン系列のユニオンにおいても、同様の不当な代議員選挙がなされていないかなど、組合員を中心として適正手続への関心の高まりは避けられないだろう。

これらについて検討していくには、まずは、ユニオン関係者等が自ら公表している著書やメディアへの露出を分析し、それに基づいてその言い分を理解しつつ、それとユニオンの運営実態の乖離を指摘していくという形が望ましいのではないか。

以上、ユニオン研究の進展を願いつつ、今後も更新を続けていこうと思う。

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