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司法書士による契約書作成に係る懲戒処分事例について(平成23年2月28日福岡法務局長、月報司法書士471号平成23年5月10日81頁)
前提昨今、「司法書士は契約書作成業務ができる」と殊更に主張する一部の司法書士のグループが存在する。しかし、法文上、司法書士の業務は、 と規定されている一方で(但し、六〜八については認定司法書士に限る)、行政書士法は、 と規定しており(但し第一条の三に掲げる業務は特定行政書士に限る)、一般的には権利義務に関する書類であると解される契約書については、それが依頼を受けた時点において法務局や裁判所又は検察庁に提出されるものであることが当時者の認識により明らかであるときは(例えば不
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連載「ユニオンリスク」Vol.7 「ドライバーに戻れないと死んでしまう」故意に商品壊し解雇、その責任を街宣で"チャラ"にしようと試みた元ドライバーの末路
プレカリアートユニオン元交渉員で、判例タイムスに掲載されたプレカリアートユニオン事件原告団長の私・宮城史門が、「ブラックユニオンに入ると、ここがマズい!」という問題点を発信していく本連載。 第7弾となる本稿では、プレカリアートユニオンに加入し、解雇撤回を求め団交、ひいては街宣活動を会社に仕掛けたものの、大きすぎる「代償」を支払うことになった元ドライバーの末路についてお話ししたい。 「ドライバーに戻れないと死んでしまう」令和3年冬。 いつ終わるとも分からない裁判が続く中、
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