葬祭業に従事することについて②

火葬場をなんと読みますか??
“かそうば”ですか?
それとも“かそうじょう”ですか?
僕は後者であってもらいたいし、“かそうば”という呼称を世の中から消し去りたいと思っています。
理由はなんか古臭いし、おどろおどろしいというか、いかにもな感じですごくヤダから。
中には“焼き場(やきば)”と言うご高齢の方もいる。
焼き場って…
火葬場は焼却炉ではありませんから!!
ほんと、故人に対して失礼極まりない。

人生最終の儀式を司る場としての火葬場
火葬場はおそらく、お身内を亡くされた方がもっとも故人の死を意識する場であると思います。
(意識する。と書いたのは、誰もが故人の死を受け入れられているわけではないというか、ここは非常に難しくセンシティブな部分ですので、あえてボヤかしておきたい。)
それはいうまでもなく、直前まで肉体とともにあった故人のご遺体が火葬されご遺骨になってしまうから。
余談ですが、本当につらいです、すすり泣くご遺族の姿を見るのは。。。
つい感情移入してしまいますが、施設の運営側であることに意識を集中しなければここでの仕事はやっていけません。

そのような場であり施設を運営する側の人間として、この仕事に誇りを持って取り組んでいるということをもっと何か表現していきたいなと思っています。
もちろん、とても重い責務を感じている、ということもお伝えしていきます。

火葬場も時代の変化とニーズを捉えていかなければならない
葬儀の形態や葬儀に対する価値観が変化しているように、火葬場に求められている(期待されている)役割なども当然変化してきています。
旧態依然の運営をしていては、“かそうば”だったり“焼き場”なんて呼ばれ方をしてしまうのは仕方がないのでしょう。
でも、これからますます「どのように人生を終わらせていくのか」、「どうやって死んでいくのか」ということについて、僕たちのように比較的若い世代もより深く考えていくのではないかと思っています。
そんな皆さん一人一人に寄り添い何かのお役に立てるようなサービスを提供することができる。
これがこれからの火葬場運営に必要なビジョンであり、具体的なプランを創り上げ実行していくことが必要であると思っています。

そのために誰と何をしていくのか。
noteに書きながら考えをまとめていきます。笑

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