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映画 碁盤斬り

落語好きな友達に激推しされて、近所のイオンシネマで観てきました。

いやー、面白かった!!
手に汗握るハラハラドキドキあり、人が人を想う心に胸を打たれ、赦したからこそ赦される人情に安堵し、久しぶりに感情が大いに揺さぶられました。

見終わったその足で本屋さんへ行き、原作本も買いました。

自分用と友達へのプレゼント用に2冊

帯には原作者の加藤正人さんの言葉で、「日本人の心の底には何よりも人間の品格や礼節を重んじるという道徳観が流れているはずだ。今の時代に格之進(注:主人公)のような人物像を受け止めてもらいたい…。そういう願いを込めてこの小説を書いた。」とあります。

私が感動したのはその道徳観なのでした。
映画を見ながら「日本人っていいな、こんな高潔な精神を持った人たちがこの国を作ってきたのだな、日本人で良かったな。」としみじみ思いました。

主演の草彅剛さんは、寡黙で高潔な武士の役が似合いますね。
そして娘役の清原果耶さんも、父を想う優しい心と、武士の娘としての芯の強さや品性を上手に演じていて、ずっと見ていたい清々しさでした。

あー、江戸時代にタイムスリップしてみたい!
実際は何もかも不便なことだらけで、今の快適な生活に慣れきっている身には厳しいとは思いますが、今行きたい旅行先No.1は江戸時代です(笑)