『プロレス』って結局、何ジャンル??
私は、プロレスというジャンルのあるべき姿は、『エンタメ』であって、『スポーツ』ではないと思っている。
ファンにとっては当たり前のことかもしれないが、世間一般の目からしたら、まだまだ『格闘技』『スポーツ』のくくりだ。
プロレスは、『格闘技』や『スポーツ』というジャンルにくくられることで、これまで苦い経験ばかりしている。
古くは新日本プロレスの創設者であるアントニオ猪木氏が、『プロレス最強』を掲げて、他流試合や異種格闘技戦などを行ったことに始まるが、そもそも日本のプロレスの原点は戦後間もない頃、復興を目指す日本に『勇気』と『明日への活力』を与える”ストーリー=エンタメ”だった。
それがいつしか、『あらゆるスポーツの中で最強=King of SPORTS』となり、世の中のプロレスの位置付けも変わっていってしまった。
少しでもショー的要素や派手な演出が入れば、『八百長』だと罵られ、プロレスラーが総合格闘技に出たら出たで瞬殺されて、周囲はディスりまくり。(中には桜庭和志のように総合格闘技で大活躍をしたプロレスラーもいるが、あまりプロレスラーだとは認識されていなかったように思える)
PRIDEやK-1、HERO’Sなど総合格闘技全盛の2000年代は、どっちつかずの中途半端なプロレスは、完全にオワコンだった。
つまりは、世間一般の多くはプロレスのことをエンタメだと思っていないわけだ。
プロレスは原点通り、日本人にとっていつの時代も、生きる希望や明日への活力となるエンタメコンテンツであるべきだ。
今、新日本プロレスはその流れをまた新たに作り出している。
会場では女性客も増え(いわゆる、プ女子)、グッズの売れ行きも好調、いろんなメディアにプロレスラーも露出して、各レスラーのキャラクターも確立されてきている。
しかし、まだまだ世間の目はどこかプロレスをエンタメとして認識していない。未だ『プロレス八百長話』はよく耳にするし、『プロレスラーって本当に強いの?』『朝倉未来には勝てないっしょ!』とかフザけたことをいう輩もいる。
プロレスはテーマパークだ。
ディズニーランドのミッキーマウスに会う感覚で、後楽園ホールのオカダ・カズチカに会いに行ってほしいし、パークで遊んだ後はグランドエンポーリアムでグッズを買って帰るように、楽しい思い出と共に帰りに近くの闘魂ショップでお土産を買って帰ってほしい。そして、家に帰ったら家族に楽しい思い出話をしてほしい。
誰もミッキーマウスと野生のノネズミが本気で戦うことなんて想像しないだろう?
要はそういうことで、プロレスがスポーツとは切り離された世界で、完全にエンタメコンテンツとして認識されていること、それが私の理想だ。
そのために足りないものや、自分に出来ること、次回はそのあたりからnoteに書き残していこう。
『脱・不動力』系サラリーマンあらため、プロレス完全エンタメ化サラリーマン、よろしくお願いします✨😄✨😄
長いので、プエンリーマンと覚えてください!
※こんな私ですが、少しでも興味を持っていただいたり、面白いと思っていただけた方、是非これからの私のプロレスエンタメ活動支援として、サポートにご協力お願いいたします!