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【入社エントリ】組織の人間関係をデータで支えたいエンジニアの挑戦


はじめに、入社理由

IVRyに2025年1月1日入社した山本雄士(@herobushi)です。
弊社では親しみやすい愛称をID代わりに呼ぶ文化があり、ジョージというニックネームで呼ばれるよう試みてます。

このたび、データエンジニアという職種で入社しました。
データ基盤を構築し、データ分析を通じて、IVRyのお客様と社員みんなの問題解決を支援し、円滑に仕事を進められる仕組みを作っていきます。
IVRyのビジョンは「We make "Work is Fun" from now“働くことは、楽しい”を常識に変えていく」、というものがあります。

お客様と社員の”働く”を、どうすればより楽しくできるかを、データやAIによるテクノロジーにより実装していきたいと思い入社しました!

前職では主に経営企画内でデータエンジニアとアナリストとして従事しました。 会計から人事労務や採用に関する、主に自社員の活動を対象としたデータの基盤を構築し、その分析と可視化を経営企画の一員として行っていました。 また、それ以前の各社では、データを活用して、営業として直接お客様の問題解決を行ったり、マーケティングとして自社サービスの改善をしました。

それらすべての経験を活かし、お客様とサービスと社員のデータすべてをシームレスに統合し分析できるようにすることで、 皆のWork is Funの実現に向けた、筋の良い洞察を発見したい、未経験であるプラットフォームエンジニアリングの経験を積みたいというのが個人的な目的です。
優秀な方々の背中を見ながら、そして預けてもらいながら、道を歩めると確信したのがIVRyでした。

こんなことを考える私の経歴と、 なぜIVRyでそれが実現できると思ったのかについて書いていきます。
共感してくれる方がいれば、嬉しいです。

自己紹介と経歴

大学では情報科学科を専攻し卒業後数年ほどは、各社を渡り歩きプリセールスとして国内大手のお客様の経理業務、セキュリティ業務、広告運用における問題解決を行っていました。

事業会社でサービスを運営してみたいという思いで、LINE社に移り、事業企画としてLINE公式アカウントの企画やテクニカルサポート業務を担当したり、 BtoBマーケティングの立ち上げを手伝い、自社サービスの改善を行っていました。

NBA好きが高じて楽天社に入社し、動画配信サービスのデータエンジニアとして、データ基盤の構築や分析を担当することになり、その後チームのマネージャーとなりました。

その後、コストや人事採用といった一社員では通常見れないデータを扱え、経営や自社員の業務改善を行える魅力的なポジションのお話をいただき、アンドパッド社に入社しました。
扱うデータの性質上、独立したシステムにする必要があり、一人でインフラからデータ基盤を構築し、KPIダッシュボードをつくり経営へレポーティングしたり、事業運営データの不整合を検知し同僚たちの業務改善を行いました。

やりたいことがわかった

営業からマーケティング、そしてエンジニアと職種を広げることで、それぞれの仕事の大変さを知ることができました。 また、お客様とサービスと同僚達のそれぞれの問題と向き合ったことで、そこで陥ってしまう働くことへの辛さも知りました。 仕事の楽しさを阻害する、これらに共通した根本的な問題は、やはり人間関係です。

お客様社内の人間関係、事業やサービスの意思決定での人間関係、社員同士のコミュニケーションでの人間関係。 ただ、実は個人の仕事がただ忙しすぎることや、前提がちょっと違った単なるすれ違いだけだったりすることも分かりました。それをデータとAIによって、そっとフォローしたい。

データとそれを扱う技術だけでは、人間関係を直接的に解決することは、もちろんできません。でも円滑にすることはできます。 生成AIの登場によって、データがより人間に近づき、さらに改善できることが期待できます。

データと技術によって、今より仕事は楽しくできるはずだと考えました。そしたら自分ももっと楽しい。お客様と自社の分断されているデータを統合することでデータ自体の価値を高め、分析し生成AIを活用すれば、人間関係を改善できるはず、そうすると仕事はより楽しくなるはず。

これだ、これをやりたいんだと。
これが転職を考える契機となりました。

IVRyとの出会い、実は一度お断りしていた

こういった想いは朧げにはあったものの、まずはエンジニア力を高めたいと考えていました。 データエンジニアとして経験を積める会社から、いくつかお声がけをいただき、その中にIVRyがありました。
前職CTOからエンジニアとして入社されたmirakuiさんの記事をはじめ、他社に比べて多くのnoteがあったのでそれらを読み、こんなにも豊富な経験のあるエンジニアの方々と働きたいと思い選考を受けました。

ただ、最初にお話を聞いてから最終選考までの間は、 すごいエンジニアがいて、電話業務を生成AIで解決するイケイケなベンチャー、という印象でしかなかったことをここで告白します笑。 他社とのスケジュールが合わないという理由で、実は一度お断りしました。
ただ、その面接した皆様から多大な評価のお言葉をいただけたことと、迅速な調整の末、選考を継続しました。

決め手は、最終面接、オファー面談、その後の一時間強の社員の皆さんとの雑談でした。

COO片岡さんとの最終面接では、グローバル挑戦を一緒にやろうというこれ以上ない事業のワクワク感と成長感を感じました。私も元々海外に住んでいたこともあり、世界の事業に対して貢献したい気持ちを刺激されました。

その後のオファー面談では、なぜかちょっと弱気になってしまい、データエンジニアとして経験の浅さの不安を吐露してしまったところ、同じチームの先輩となる近藤さんより、

”大丈夫、頼ってもらって、一緒につくっていこう”

と、何とも自然で力のあるお言葉をいただきました。背中を預けられる安心感とはこのことだと感じました。

その後の社員の皆さんに囲まれての雑談では、
なんでしょう、こう、見定められるとかいうこともない、過大なアピールもない等身大で、敬意を払い人を信頼している空気。

そしてCEO奥西さんとの最終面談。 一般的な部署という概念ではなく、サークルとプロジェクトという社内の人間関係を意識した組織設計への想い。オープンかつ密なコミュニケーションを意図したオフィス設計への想いに、そして事業への熱い思いに、言葉にはならない共感と楽しさ感じました。
皆、楽しく仕事をしているのだ、と。

その時は言葉にできませんでしたが、こういう人間関係で仕事したいなと直感し、これが一つの楽しい感覚なのだ、これは体験せねばと思いオファーを承諾しました。

やりたかったことが、実現できそうかもと。

入社後とこれから

入社して一週間が経ちました。 間違ってなかった、良い人間関係。 CEO奥西さんをはじめ全員の圧倒的なSlack発信量。雑談が多いのがいいです。経営会議のドキュメントほぼ全公開なくらいオープン。

そしてそれを支える理由が分かりました。
IVRyのバリューの一つである"Keep on Groovin'"。

協奏。いい言葉です。組織とチームで支え合う この言葉を軸に、人間関係を改善し仕事を楽しめる仕組みをデータで支えられるように頑張ります。

もちろんですが、お客様とサービスと社員のデータがシームレスに繋がったデータ基盤があり、分析できるようになったからといって、人間関係が改善する洞察が得られるわけではありません。

むしろ現時点では仮説すら全然ないです。でも"Work is Fun"というビジョンと"Keep on Groovin'"というバリューがあり、その通りのメンバーが揃っているIVRyだからこそ出来るはずと考えています。

なんとか見つけ出したい。ワクワクしています。

どうやるかは未知数ですが、今後その進捗を報告していきます。

そして、この実現に向けて共感してくれる仲間、手伝ってくれる同士がもっと欲しいです。 自社だけでない皆の”Work is Fun”を、単なる綺麗事だと考えず、真摯に実現したい、一緒に作っていきたいと思う方、ぜひ下記からご応募ください。

また、今月末の1月31日にIVRyでカンファレンスを開催いたします。
生成AIを活用した実際の業務効率化や環境づくりについて、具体的な事例を交えて豪華な登壇者の方々にお話しいただきます。
ぜひご登録ください!

お読みいただき、ありがとうございました!


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