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愛せるカタチ。魚好き。魚釣り好き。
仙台に職場を移して、既に半年が経とうとしてる。
既にこの街も人も好き。
何がいいのか、何がそう思わせるのか今だに理解はできてないけれど、目を閉じると思い浮かぶのは東北で新たに出会った人の顔。
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出来合い嫌いなボーイーズ、職場の同僚がボクと女川町で地域おこし協力隊をしているユースケくん(サンタマリア)のことをそう呼ぶ。
ユースケくんとは価値観も考え方もスッゴイ似てる。東北の空気を吸えてる間は彼の活動を真横でサポートする。
「釣り人が、釣りをこれから始める人が、釣り道具を作ってる会社が、少しでも魚のことを考えてくれたら」って彼もボクもいうけど、本当は
「もっと考えてくれ!!!!」って思ってる。
釣り道具屋にいくと悲しい気持ちになる。
釣り道具を売っているのか、梱包のプラスチックを売っているのかわからない。だから、消費者の僕らが買うものを選んでメーカーにプレッシャーしなきゃならない。
でっかい魚が釣れたらそりゃ嬉しいけど、そればっかり釣りたいわけでもないんだ。
魚と水と地球と向き合ってるあの時間、空気、匂いがたまらなく好きで。それを感じてる人の横顔を見るのも好き。
自分と魚が、自分と水が、自分と地球が結ばれていく、あの時間。
人と魚が、人と水が、人と地球が結ばれていく、あの時間。
手間な摩擦ノットを組むみたいに。フライタイイングみたいに。
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釣れる事釣れない事なんてどーでも良くて。(釣れたほうがいいけれども。)
そんな中での自己対話、過ごしたあとの彼との対話、それあってこそ「あぁ、釣りしたわ〜」って気持ちになる。
そんな彼との違いもある。
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きっと彼は突き詰めるのが好き。(多分)
突き詰めた先の自分が愛せるカタチを生み出す。
逆にボクはすぐ飽きる。
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だから、同じ魚を釣るために常にアブノーマルな釣り方を生み出して愛せるカタチを生み出す。
ボクらは似てるけど同じじゃない。出来合い嫌いなボーイーズなんだ。
釣りしてる時間意外も釣りしてる感覚。メバルチャンス。
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道路でゴミを拾った、メバルチャンス。
いつもイライラしちゃうところを落ち着いて向き合えた、メバルチャンス。
他人だけど少しでも地球のために生きようと思ってもらえた、メバルチャンス。
釣りはそこから始まる。
釣り方も楽しみ方もスタイルが合っていい。
愛せるカタチがあればもっと楽しいよね。
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バインミー、君も出来合い嫌いなんじゃん?
あ、ユースケに紹介したい人がいるんだった。