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親の呪いを解いたら、やっと自分を生きられるようになった

ここ5年、わたし、自分をもう一回やり直した気がしてるんです。いや、42歳から育て直しってどうよ?って思うでしょ?でも本当にそんな感じ。

きっかけはダイエットとか筋トレとか、「痩せたい」っていう超ありがちな理由。体重減らして健康的なわたし、完成!ってなる予定だったのに、気づいたら心の深掘り作業が始まってたんですよ。まさかの「育て直し」っていう人生2周目モードに突入するとは思ってなかった。


親からかけられた呪い、ずっしり重たい

でね、ダイエットしてたら分かったんです。わたしの肥満の原因、親にあったんですよ。え?親が?って思うでしょ?でも本当にそう。

直接「ほら、これ食べなさい!」ってケーキを口に押し込まれたとかじゃないの。でも、「ばか」「ブタ」「ブス」「デブ」「○○ちゃんはスラッとしてキレイなのに~」とか言われ続けるわけですよ。で、最後には大声で怒鳴られる。「そんなこともできんのか!」って威嚇されるのが日常茶飯事。幼少期のわたし、怯えすぎて自分の影にもビクビクしてたよね。

今なら分かりますよ。これっていわゆる「毒親」だったんです。わたしの親が、自分の言葉や態度でどれだけわたしを追い詰めていたかなんて、全く気づいてないでしょうね。ていうか、気づくわけがない。「わたしは愛情を持って育てた」って顔してるし。

でも、その愛情、どう考えても呪いだったよね。重たい。ずっしり。


呪いの正体に気づいたとき、わたし崩壊

わたしの自己肯定感なんてね、親の言葉でズタボロだったんですよ。「わたしはダメだ」「わたしなんて無理だ」って気持ちが心の奥にこびりついてて、それでも、子どもって親が好き。以前の記事でも書いたけど愛情が欲しくて、その補填が「食べること」だった。

フラッシュバックもすごかった。「また出た!やめて!」って何度思っても、親の声が心の中でリピートされる。「お前はダメだ」「できない」「どうせ無理」。これが2~3年続くのよ。前に進もうとすると、心の中のわたしが「やめとけ、無理だから」って囁いてくる。

もう、本当に厄介だった。



癒やしが大事だったなんて

去年の今頃、「NAMIさん、自分を癒やしてあげて」って言われたことがあったんです。いやいや、癒やすとかより痩せたいんですけど?って思ったけど、後からその意味が分かった。

癒やしって必要だったんですよね。親から受けた呪いの傷を自分で手当てしてあげる作業が必要だった。

だから、今年のテーマは「不要なものを手放す」。最初は全然手放せなかったけど、1年かけてようやく呪いの7割くらい解けた気がします。わたし、進歩してるじゃん!


親?知らんがな!

去年までは、親のことをめっちゃ気にしてました。「これ発信したら、親が見たらどう思うだろう」とか考えて、ビビって発信できない。そりゃあ怖いよね。「また怒鳴られるんじゃないか」とか無意識に思っちゃう。

でも今年は違う。「親?知らんがな!」って心から思えた。親の機嫌なんて気にしてる場合じゃないw。人生短いんだから、自分の機嫌を優先して生きる方がずっと楽しい。

もちろん、まだフラッシュバックもあるし、許せないこともたくさんある。でも、謝られたところでわたしの40数年の「生きづらさ」が消えるわけでもないし。結局、呪いを解くのは自分の仕事だって分かっただけで、もう十分。


残りカス掃除して、次へ進む

で、今のわたしは「呪いの残りカスを掃除する」モードです。たまに掃除機が詰まるけどね、それでも少しずつ吸い取ってる。

これからは、自分が本当にやりたいことだけやる。いやぁ、やっと人生が楽しくなってきた!

とりあえず、フルマラソン頑張る😊

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