ヘルメス・J・シャンブ

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記事一覧

2024/10講話

空は青く、雲は白いものです。 それが気持ちいいかどうかは、空や雲には関係がありません。 海もまた青く、無数の波があり、一滴の塩水がイルカのように飛び、舞い踊って…

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神との関係性

神は病気を創ってはいません。 もしも神が病気を創り出すのなら、もはやその存在を神とは呼べません。 神が不完全さや苦しみを創造するでしょうか? もしも創造するなら、…

飄々と

仮にゼロになったとしても、ゼロではありません。 仮に全てを失ったように思えても、目の前の現象がそのように見えたとしても、何も失ってなどいないのです。 無風になっ…

ご案内:瞑想(学習)会のお申込みについて

ご案内 瞑想(学習)会への参加をご希望の方は、下記の内容をご確認頂き、ヘルメスのメールアドレスに直接ご連絡を下さいませ。質問がある方も、お気軽にお問い合わせ下さ…

ご案内:10月zoomフォロー対話(無料)

ご案内 すでにセッションを受けられた方のzoomフォロー対話(無料)、10月の日程が決まりましたので、ご案内をさせて頂きます。 10/5(土) 10時✖️  11時✖️  13時〜 …

2024/09講話

今回は「苦しみ」についてお話をしたいと思います。 まず、私たちの生活、それを人生と言ってもいいですが、その生活とは、どのようなものでしょうか? 誰にとっても、人…

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2024/08講話

自己を知ることは、全てを知ることです。 「神」という名前、文字、言葉は、あくまでも「神」という名前、文字、言葉であり、その名前を付けられている”それ”、その”実…

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砂浜(短編小説:期間限定再掲示)

砂浜  暑い夏休みの海。その砂浜で、彼は生まれた。父は小学生の男の子だった。父の手は温もりと想像力にあふれていて、その結果が彼となって姿を現したのである。彼には…

2024/07講話

私たちはどうも、傷つくことをあまりにも当たり前に受け入れ続けてきたようです。でも、本当にそれは事実なのでしょうか? 確かに、身体は脆く、すぐに傷つき、そして崩壊…

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2024/06講話

雨の日には、雨の歌があって、その歌を心地よいと感じる人もいれば、嫌気がさしてくる人もいるでしょう。 山や川が美しいと思う人もいれば、特別興味なんてなくて、ただの…

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2024/05講話

”今”というのは、時間ではありません。 ”今”とは、永遠のことです。 ”永遠の今”の中に、時間や空間が存在するように見えるのです。 ”今”というこの瞬間ほど、重要…

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2024/04講話

「私」という想念のない「わたし」、それが真我です。 在る=実在 それが真我です。 無言で、どのような主張もしていないにもかかわらず、完全であり、完璧であり、唯一無…

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2024/03講話

不意の訪問者 幻想世界、その夢を見ている心は、そして、それが夢だと思っていない心は、行為を大切にしているようです。 行為によって、何かが変わると思っているのです…

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瞑想会シェアメールからの抜粋2024/2/19

瞑想会参加者の皆様へ 〈共有メール227〉 今回はヘルメスからの言葉になります。 さて、今週19日から末までは、改めて、常に注意深く、”在る=気づき”に意識を合…

2024/02講話

あなたの名前は何でしょうか? あなたは誰でしょうか? あなたは何なのでしょうか? あなたの名前は高橋でも佐藤でも、木村でも〇〇でも・・・ありません。 あなたの名前…

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2024/01講話

すべては自分次第であります。 心はたった一つしか存在していないのですから。 あの人は、あなたであり私です。 この人も、私でありあなたです。 すべてはたった一つなので…

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2024/10講話

2024/10講話

空は青く、雲は白いものです。
それが気持ちいいかどうかは、空や雲には関係がありません。

海もまた青く、無数の波があり、一滴の塩水がイルカのように飛び、舞い踊っています。
それが気持ちいいかどうかは、海や波や一滴の塩水には関係がありません。

風は目には見えませんが、それでもそれを、人は風と呼びます。
それが気持ちいいかどうかは、風には関係がありません。

では始めます。

以前も伝えたことがある

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神との関係性

神との関係性

神は病気を創ってはいません。
もしも神が病気を創り出すのなら、もはやその存在を神とは呼べません。
神が不完全さや苦しみを創造するでしょうか?
もしも創造するなら、もはやそれを神とは呼べないのです。

神は差別を創ってはいません。
もしも神が差別を創り出すのなら、もはやその存在を神とは呼べません。
それは神ではないものに違いありません。

神は特殊能力を創ってはいません。
分離がないのに、特殊能力の

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飄々と

飄々と

仮にゼロになったとしても、ゼロではありません。
仮に全てを失ったように思えても、目の前の現象がそのように見えたとしても、何も失ってなどいないのです。

無風になったとしても、風という存在が消えることがないように。

泣いても、涙は枯れません。
泣くことは、時には美しいものです。
だからといって、泣くことが素晴らしいというわけでもありません。
儚さとは、夢見です。
それ以上でも、それ以下でもありませ

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ご案内:瞑想(学習)会のお申込みについて

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ご案内

瞑想(学習)会への参加をご希望の方は、下記の内容をご確認頂き、ヘルメスのメールアドレスに直接ご連絡を下さいませ。質問がある方も、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

・zoom開催
・対象:セッションを受講され、瞑想についての指導を受けられた方。
・開催日程:月に3回程度(週1回目安、夜間、日時が合わない時などの不参加など自由)
・内容:主として瞑想、多種のワーク実践、聖典などからの引用と

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ご案内:10月zoomフォロー対話(無料)

ご案内:10月zoomフォロー対話(無料)

ご案内

すでにセッションを受けられた方のzoomフォロー対話(無料)、10月の日程が決まりましたので、ご案内をさせて頂きます。

10/5(土) 10時✖️  11時✖️  13時〜 14時✖️  15時✖️  

時間は30〜40分になります。

***
セッションを受けられた後に疑問や質問がある場合に、フォローさせて頂きます。改めて何かを聞きたい、復習をしたい、その他、何かありましたらお申込

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2024/09講話

2024/09講話

今回は「苦しみ」についてお話をしたいと思います。

まず、私たちの生活、それを人生と言ってもいいですが、その生活とは、どのようなものでしょうか?
誰にとっても、人生=生活とは大切なものであるし、人生=生活こそ「私」そのものです。

「私」とは、人生=生活の中身ではないでしょうか?
そして、それは結局のところ、私=世界となるのです。

私たちの生活のことを少し考えてみましょう。

私たちは時々、この

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2024/08講話

2024/08講話

自己を知ることは、全てを知ることです。
「神」という名前、文字、言葉は、あくまでも「神」という名前、文字、言葉であり、その名前を付けられている”それ”、その”実体”、その”それ”は全ての全てであり、自己を知ることは”それ”を知るということです。

あなたは全てであり、全てはあなた自身だからです。

あなたがいてはじめて、あなたの知覚する世界があります。
知覚する者無しに、知覚される対象は存在できま

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砂浜(短編小説:期間限定再掲示)

砂浜(短編小説:期間限定再掲示)

砂浜

 暑い夏休みの海。その砂浜で、彼は生まれた。父は小学生の男の子だった。父の手は温もりと想像力にあふれていて、その結果が彼となって姿を現したのである。彼には形が与えられ、話しかけられることによって心を持つにいたった。父は、彼がやがて波によって消滅させられてしまうことを、みじんも考えたりしなかった。
 運よく、わずかに波のとどかない距離に、彼は生まれた。父は、そばを通り過ぎる大人たちに踏みつけ

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2024/07講話

2024/07講話

私たちはどうも、傷つくことをあまりにも当たり前に受け入れ続けてきたようです。でも、本当にそれは事実なのでしょうか?
確かに、身体は脆く、すぐに傷つき、そして崩壊していきます。ですから一番大切なことは、「私は身体なのだろうか?」と確認することではないでしょうか?

私たちが人として生きていて、いつも問題として頭を抱えることは、全て身体に関連することなのです。お金、食料、衣服や住居、そのためかどうかは

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2024/06講話

2024/06講話

雨の日には、雨の歌があって、その歌を心地よいと感じる人もいれば、嫌気がさしてくる人もいるでしょう。
山や川が美しいと思う人もいれば、特別興味なんてなくて、ただのありふれた景色に過ぎないと思う人もいます。
人に興味がある人もいれば、人に興味がない人もいるかもしれないし、動物が好きな人もいれば、動物が苦手な人だっていると思います。
人それぞれですね。

誰かは、自分がとっても傷つきやすいと思っているか

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2024/05講話

2024/05講話

”今”というのは、時間ではありません。
”今”とは、永遠のことです。
”永遠の今”の中に、時間や空間が存在するように見えるのです。

”今”というこの瞬間ほど、重要なものはないでしょう。なぜなら、あらゆる創造はまさに”今”行われるからです。
実際、未来を決めるのは今であり、あるいはまた、過去でさえ、決めるのは今なのです。
時々、なんらかの過去のトラウマを解決するために、過去のことを思い出して、それ

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2024/04講話

2024/04講話

「私」という想念のない「わたし」、それが真我です。
在る=実在
それが真我です。
無言で、どのような主張もしていないにもかかわらず、完全であり、完璧であり、唯一無二の真理である”それ”
”それ”があなたです。
「私は〇〇である」という認識が、自我です。
「私は体だ」は自我であり、「私はあれこれだ」も「私はああだこうだ」もまた自我です。
「私は傷ついた」とあなたがいくら真剣に思ったとしても、真我であ

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2024/03講話

2024/03講話

不意の訪問者

幻想世界、その夢を見ている心は、そして、それが夢だと思っていない心は、行為を大切にしているようです。
行為によって、何かが変わると思っているのです。
だからこそ、いつも、「どうする? どうすればいい?」と悩むわけですが、これがまったくをもって解決に至らないということが、いまだにわかっていません。
そのような心は、分離した(無知の)心であり、また行為の他にも、場所や環境を気にしている

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瞑想会シェアメールからの抜粋2024/2/19

瞑想会シェアメールからの抜粋2024/2/19

瞑想会参加者の皆様へ

〈共有メール227〉

今回はヘルメスからの言葉になります。

さて、今週19日から末までは、改めて、常に注意深く、”在る=気づき”に意識を合わせましょう。
「合わせましょう」とは、便宜上、使用しても、実際には、それが「あなた=私」なのです。

「私は何か?」と自分自身に向き合って問うとき、まさに、”在る=気づき”そのものが、そのままに返答しているはずです。言葉、ラベルなど

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2024/02講話

2024/02講話

あなたの名前は何でしょうか?
あなたは誰でしょうか?
あなたは何なのでしょうか?

あなたの名前は高橋でも佐藤でも、木村でも〇〇でも・・・ありません。
あなたの名前は「I(わたし)」です。
わたし。
それがあなたの名前です。

私の名前は「わたし」です。
さらに正確に言えば、あなたの名前は「わたし」ではなく「在る」です。
もちろん、名前だけの話ではありません。
あなたは「在る」という、存在そのもの

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2024/01講話

2024/01講話

すべては自分次第であります。
心はたった一つしか存在していないのですから。
あの人は、あなたであり私です。
この人も、私でありあなたです。
すべてはたった一つなのですから。

少し別な角度から見てみましょう。
とある会社があるとして、上司となる存在は、部下を支えることのできる存在です。そのような人が、上司となるのです。
部下から慕われているかどうかは関係ありません。
自分勝手な人が上司となったら、

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