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海外旅行前、成田空港でiPhoneを紛失した話

今日は先日私が経験した旅行前のアクシデントについて書いていきます。この話が少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです!


旅行前の失敗


実は私、よく物をなくします。ハンカチやiPhoneなんかは月に2〜3回も…。

今回は香港・マカオへの3泊4日の旅行でしたが、案の定その“クセ”が炸裂。ハンカチの話はまた別の機会にするとして、今日は iPhone紛失事件についてお伝えします。

出発当日の流れ


出発は金曜日。午前中だけ働いて、午後から有給を取得しました。金曜に午後休を取るの結構気分良いんですよね〜!同じ気持ちの方いたりしませんか?笑

退勤後、成田空港で友人と合流したのは飛行機の出発 1時間半前。少しギリギリです。

実はオンラインチェックインを忘れていて、隣同士の席が取れず焦りましたが、カウンターで非常口前とその後ろの席を確保することができました。

ちなみに非常口席の利用者は、緊急時に乗客の誘導を手伝う必要があるため、 英語か中国語を話せることが条件なのだそう。(今回は中華系航空会社だったので中国語も含まれていました)

事件発生!

イミグレーションも無事に通過し、搭乗前にトイレを済ませてから飛行機に乗り込みました。友人と荷物を収納しながら雑談していると、ある違和感が…。

「iPhoneがない!」

急いでキャビンクルーに相談しましたが、

「 保安上の理由により、飛行機を降りることはできません 」

とのこと。代わりに探しに行ってくれるそうですが、その方とは英語で話さなければならず、焦りもあってどのくらい言いたいことが伝わっているか不安になっていました。

不安と期待の狭間で


幸い、私は Apple Watch をつけていたので「 探す 」アプリでiPhoneの位置を確認。数十メートル先のまま動いていなかったので、誰かに持ち去られた可能性は低そうでした。少し安心したものの、キャビンクルーはiPhoneを見つけられずに戻ってきました…。

その後、日本人のグランドスタッフもやってきて、探しに行ってくれたのですが、結果は同様でやはり見つかりませんでした。

苦渋の決断


そしてとうとう、「 定刻ですので、飛行機を降りるかiPhoneを諦めるか決めてください 」と言われてしました。

この瞬間、なぜか妙に楽観的になり、「 あ、もう大丈夫です 」と返答。

iPhoneは諦め、飛行機に乗り続けることにしました。周囲の乗客も私が何かやらかしたと察しているようで、居たたまれない気持ち…。泣

時間との戦い!


iPhoneを諦めることになり、少し考えているとやるべきことがいくつか思いつきました。

私が飛行機の扉が閉まるまでの数分で実行した手順はこんな感じです。

1. 家族に状況を共有

3泊4日とはいえ、連絡が途絶えると心配されるので、まずは父親に 「iPhoneを紛失したまま出国する」 と伝え、友人の連絡先も送りました。Apple Watchで打つのは地味に大変なので、手短に。

2. 位置情報の監視を依頼

iPhoneの位置を共有している人がいると安心です。日本にいるパートナーにiPhoneの位置情報をモニタリングしてもらい、空港とのやりとりはお任せしました。

3. 紛失モードの設定

iPhoneを「紛失モード」にすることで、ロック画面に連絡先を表示でき、クレジットカードなどの不正利用も防ぐことができます。

4. Apple Watchを機内モードに

1〜3の作業が済んだのち、Apple Watchを機内モードにしました。セルラータイプだと現地に到着した途端、高額なローミング料金が発生する恐れがあるので要注意です。(ただし、この設定のせいで旅行中ずっとApple Watchの時差が直らず、ただのアクセサリー状態になりました。笑)

これらを数分で判断し実行。まるでイーサン・ハントのような迅速な対応。周囲から拍手が聞こえたような、聞こえていないような…。

帰国後の流れ

その後、 連絡手段なしの4日間を異国で過ごしましたが、今こうしてnoteを更新できている通り、無事に帰国しiPhoneも手元に戻りました。

どのように回収したのかも簡単にお話しして終わりにしようと思います。


旅行2日目、空港と連絡が取れるタイミングがあり、税関にて保管していると知ることができました。

帰国後はイミグレを通過して、到着ロビーにてキャリーケースを回収。

そのまま出口に向かって歩いていくと、自動ドアの横あたりに税関のカウンターがあり、事情を話すと、奥からチャック付き袋に入って出てきました。

「本人確認のため、iPhoneのロックを解除してください。」
と税関職員に言われ、パスコードを入力。

その後必要書類に記入をし、iPhoneを回収できました!

今回の私のように、紛失物を税関で預かっている場合、到着ロビーを出てしまうと回収できないのでこれだけは注意が必要です。

終わりに

何が起こるか分からないのがやっぱり旅の醍醐味(?)ですよね。結構焦ったけど、なんとかなってよかった…!

みなさんはくれぐれも旅行前にスマホを紛失してはいけませんよ。(自分のiPhoneで写真や動画を残せなかったのはやっぱり悔やまれます。)
でも、困った時にはぜひこの話を思い出してください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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