見出し画像

子供が泣いているとイライラするときにおススメの本

こんにちは、サクです。

子どもの事は大好き・・・だけど、イライラが止まらない!!ってことありますか?

私は、結構な頻度であります。
特に子どもの泣き声が本当にイライラするんですよ。
そして、自己嫌悪に陥るという負のスパイラスがあるんです。


いつも穏やかでいたいのに。

なんでイライラするんだろう?

どして、困らせるコトばかりするんだろう?

毎日苦しい。

子どもに振り回されてしんどい。


こんな風に感じて自分を責めてツラくなってしまったときにおススメの本です。

泣いてる子どもにイライラするのは ずっと「あなた」が泣きたかったから [ 福田花奈絵 ]

画像1

この本の著者の福田花奈絵さんは、Instagramのフォロワーが約3.6万人もいるので、知っているという人もいるかもしれません。

私がこの本をオススメしたい理由は2つ。

1つは、子どもへのイライラの原因は、自分が抑えている感情や幼少期の満たされない欲求であるという著者の考え方が、スッと胸に落ちたからです。

2つ目は、親として人として自信を無くしている自分に、「大丈夫。あなたは頑張っている。悪くないよ。」と、優しく寄り添ってくれるような本だからです。
子育てのコトって、あまり人に相談できなかったりすることがあると思います。
そんな内容もこの本では、まずは「そうだよね。大変だね。つらいね。」と受け止めてくれます。
さらに、こんな事が実は原因かも、こんな風に考えてみたら?とアドバイスをくれるんです。


例えば、泣いている子どもにイライラする理由として、
著者は、”お母さん自身が「泣きたいときに泣けていないから」”(著書引用)と言います。

母になって体調が悪くても休めない。

次々に降りかかるタスクをこなすのに精一杯。

本当は「もう無理ーーーーー!!」って投げ出したくなる。

失敗続きでも弱音を吐かずに前を向くことしかできない。

泣きたいけれど、泣いている暇はない!!

そんなことで泣いてどうする!!

それは、「泣いている私に価値はない」と、無意識に考え頑張っているよう。

ネガティブな感情は、ヒトには見せられない。特に子供には!

そんな風に考えていました。

そんなネガティブな感情を我慢しているからこそ、感情をストレートに出して泣く子どもにイライラするんです。

自分が我慢していることを、我慢せずにやるから。

著者は、”感情によいとか悪いとかないんです。すべての感情が大切。”(引用)
と言います。

悔しい・悲しい・ツライ・もうヤダ・しんどい・出来ないー、そんな感情を否定しなくていいんですと。

そんな感情こそ寄り添って認めてあげるコトが、イライラと自己嫌悪の負のスパイラルから抜け出すためにできるコトなんです。

自己嫌悪に陥って、暴飲暴食をしても解決にはならないというコトなんですね。


自分のネガティブな感情と向き合い立ち上がる姿を子ども達に見せることで、子ども達も自分の感情を受け止め、立ち上がる術を身につけるヒントになるのではないでしょうか。

一番側にいる私が泣きたいと思うネガティブ感情に向き合い立ち直る術を知っていれば、子どもが泣いているきにその感情に寄り添えるでしょう。


子どもの行動にイライラしたら、「もしかして、私、何か我慢してる?」「子供の時に親に求めたけれど、叶わなかったことが隠れている?」って問いかけています。

子どもの行動の裏に隠れた子供の気持ちに気付き、イライラの原因である自分の感情・記憶・体験と向き合う機会になると思います。

なので、最近はイライラしたら、コレは心の傷や我慢という名のストッパーを外すチャンスなのかもと思いました。

少しずつ、自分に気持ちに素直にいられるように、穏やかでいられるように。

子どもとの時間を笑って過ごせるように。

親子

この本には、

・子育てに自信がない
・子どもにイライラしている自分が嫌い
・子どもの問題行動が気になる
・子どもをもっと好きになりたい
・我慢・○○しちゃだめ・○○しなければという自分のルールに縛られてツライ
・子育ての悩みが誰にも相談できなくて苦しい

と、子育てが苦しいと感じてしまう時の気持ちの切り替え方法が書かれています。

きっと、一度は感じたことのある子育て中の苦しさを、お母さんの気持ちに寄り添った優しい言葉で、子どももあなたも悪くないよという気持ちを込めて書かれた本だと思います。

子育てに悩む人は自分だけじゃなかったんだ
もっと肩の力を抜いていいんだ
私は十分頑張っているけれど力を入れる部分を変えてあげると楽しくなる
そんなことを気づかせてくれる本です。

1日でも子どもの寝顔に「ごめんね。」という日が減るように、

ぜひ、手の届くところに置いてみてください。

いいなと思ったら応援しよう!