エンデとシュタイナー/ミヒャエル・エンデ『モモ』【×えるぶの語り場】
シュ:本書の前半では、モモはひたすら、このような態度で周りの人たちの話を聴いていたと思うのだけど、
聞く姿勢に徹するというのは非常に難しいことだと思ったんだよね。
ソ:それは価値判断として評価している?あくまでも文面からしか判断できないから推測なのだけど、人の話を聴いている時のモモの姿勢からは絶対的な無反応さを感じたんだよね。
カウンセリングの場合は、アドバイスはしないけれど、それなりに言葉を返すし、カウンセラーは相手に合わせて表情を変えたりしている。
そういう意味ではモモ