スマートになるコツ2:(簡単な減量)
スマートになりたい人は多いことでしょう。
今日はその第2段をお話しします。
お腹のあたりはどのように感じているかに、意識を向けます。
食べる前、朝起きた時、寝る前、食事の後にお腹のあたりはどうなっているでしょうか? 意識してみましょう。空腹状態の時はどうでしょうか? 食べ過ぎた時はどうでしょうか? このように、
お腹からの信号を意識してみましょう。
多くの方は、「自分は今までお腹からの信号はほとんど意識したことがなかった。たまにお腹がグーグーとなっている時や、食べ過ぎて苦しくなった時にしか意識していなかった」と話します。
このお腹を意識し始めると、お腹が空いていなくても料理が出されると全て食べてしまうということに気がつきます。また、12時や、18時になると昼ごはん、晩御飯の時間だというだけの理由で、お腹が空いていても空いていなくても関係なく食べていることに気がつきます。
コロンビア大学での研究結果では、肥満傾向の人々は、お腹からの信号は無視して、食事の時間だからとかおいしいものを出されてからという理由だけで食事をする傾向が強いことがわかったようです。
その実験では、実際には10時なのに、時計の針を12時になるようにしていたら、12時になると、肥満傾向の人たちは食事を1食分食べてしまったけれども、標準体重の人たちは全部は食べなかったそうです。面白いですね!!
食べ過ぎの人たちは、「お腹がいっぱい」というお腹からの信号を拒否するようです。それをいつもしていると、やがて信号の力が弱くなってしまいます。このような人々は、新しく「お腹からの信号」を受け取ることを学ばないといけません。お腹に意識を向ける練習が必要です。
多くの病気のきっかけは食べ過ぎです。食べすぎてお腹の中から排泄する前にまた食べてしまって、どんどんお腹に、さらに体の至るところにたまります。そのたまったものが時には腐って毒素を出しつずけます。怖いですね!
このお腹の信号に意識を向けると、朝はお腹が空いていないことに気がつく方が出てきます。ところが、ほとんどの方は、朝食を食べていると思います。子供の頃に、朝食をしっかり摂りなさいと教わってきていますので、朝食を食べることは健康上、必要であると信じて食べています。
お腹が空腹を感じるのは、昼であると感じる人が増えてきます。そこで朝食を食べないで、お腹が空いてくるお昼に食事をした方が、体もエネルギレベルが上がり、心も頭も明晰になることを発見する方がおられることでしょう。
朝は、果物だけを食べて、昼まで食べないでお腹が空いてから昼を食べた方が快適だという方もいます。昼お腹が空いてきたら、野菜やスープを食べたくなる方もいます。
人には、それぞれの体にあった最適の食べ方があるのです。