ウツウツ新米父親が毎日、みそ汁を作り続けた話。(1/2)
育休が終わる。
子どもはすくすくと育っている。
毎日が変化、成長の連続で眺めていて飽きない。眺めてばかりでは妻から怒られるので、お尻ふきの準備をしながらニヤニヤしている。
4ヶ月近い育児休業、終わりに差し掛かってみれば、もっと長く取得しておけば…と後悔しているが、少なくとも育児休業を取得して我が家にとって良かったと言い切れるので、何をして何を考えたのか、記録しておこうと思う。
また、ニッチな需要しかないかもしれないが、私は、仕事環境の変化、過度な父親像(いわゆる有害な男性像)を抱いたことにより一時、適応障害と診断された三十路男性。
育休取得が前提ではありますが、育児によりメンタル上向きのきっかけとなったためれメンタル不調を抱えながら、新米お父さんとなられた方へ何からの気晴らしとなれば幸いです。
●前提(自己紹介)
〇わが家
3人家族(妻、子、私)
地方在住
今年の夏に第一子が生まれる
賃貸住まい(持ち家購入予定)
〇私
三十路の男性
地方公務員
部署異動のたびにメンタル不調になりがち
⇨数年前に適応障害を発症、服薬治療の上、仕事を継続していたが、
今年度の異動によりメンタル不調が顕在化し、適応障害再発、倒れる寸前で育休に滑り込んでどうにか育児、家事をしながら今に至る。
4ヶ月近くの育休を取得した後、元の職場に復帰。
〇妻
アラサー手前
民間企業勤務
しっかり者
変わり者の自分を見つけてくれた恩人
〇子
ぷくぷく
ようやく首がすわった
同じような眉毛を持つわが家の希望
●何をしていた?
主に家事。
授乳以外の全てをやれるよう意識していた。
妻が寝かしつけをしたほうが安心することが分かってからは、7:3の割合で私は育児のサブ担当となっていた。
一方の家事については、ほぼすべての家事を担っていた。
ところどころ「抜く」ことはしていたが、
(夕食を持ち帰り寿司にする、6割掃除など)
妻が家事をしたのは、この4ヶ月近くでほんの数回程度だと思う。
人に誇れるような工夫はしていないので、細かな家事については、ポイントをさらっと。
〇料理
朝食は、適当。パンを焼いたりグラノーラ食べたり。
妻も産後1ヶ月月を過ぎてからは自分で用意していた。
昼、夜のメニューは、それぞれレシピを5つ程度用意し、グルグル回していた。
夜に関しては、食材配送サービスを週に2回程度頼んでいた。
元々、一人暮らしが長く、気晴らし程度に料理をしていたので、手の込んだ料理でない限りはどうにかこなせるレベル。
味に関しても、クレームはもらわなかったので、平均並みだったと思う。
〇洗濯
毎日、朝イチで洗濯を回している。(縦型洗濯機)風呂の残り水を活用する流れで、洗濯機を回してからは、風呂掃除をセットで。
セットから洗濯物を干すまで待機時間を含めて小一時間なので、朝は比較的弱いのだが、仕事復帰後も私の担当として頑張っていきたい。
〇買い物
産後2ヶ月近くになるまでは、私が担当していた。気晴らしになるため、私も寝かしつけの実績が貯まり、妻が動けるようになってからは、2回に1回に割合で妻が出ていた。
〇掃除、皿洗い
前述の風呂掃除は毎日、部屋の掃除は気づいたらやるというスタンスだった。
子どもの育児スペースは意識的に掃除をしていたが、妻も私の掃除に対する感覚が近しいもので良かった。
皿洗いに関しては、育休前から私のメンタル不調を測る指標としていた。(皿洗いができなくなれば、本当にヤバい状態)
結果、毎日欠かさず皿洗いは続けられた。
ただ、これまで肌荒れとは無縁だった私の手肌、とうとう手荒れが発生してしまった。年齢というのもあるのだろうが、唯一、私にとってのタフネスに陰りが見えたのが、少し辛かった。
●育児については?
前述のとおり、妻の育児のサポートという形で7:3の割合で育児をしていた。
まだ4ヶ月前なので、育児というと授乳、オムツ替え、寝かしつけ、最近になってベビージムでの遊び相手というところだが、完母であるため授乳以外の全ては、私でも妻でもできるようになっている。
実際のところは、
妻がオムツ替えをするとき、私は使用済みのおむつを捨て
妻がゲップ出しに疲れたらギャン泣きされるまで交代し、
妻がお風呂に入れる際の湯上がりセットをしておく…
など、育児における黒子に徹していた。
30%の負担割合のためというのか、子どもを心から可愛いと思えたのは生後3カ月が近づいた頃だった。
この頃は、可愛らしいクーイング(うーとかあーとか)や笑いかけて笑い返す社会的微笑が見えてきだした頃であり、育児というアクションに対してのリアクションが返ってきてようやく子どもへの愛情が芽生えたと言える。
我ながら遅咲きの愛情に今後の育児にも少しの不安を覚えるが、きっと今の愛情にはオキシトシンも含まれていて、どんどん子どもへの愛情は積み上がっていくものだと思う。
メンタル状態と育休取得した感想は、長くなってきたので別記事に分けたいと思います。
ここまで乱文にお付き合いいただきありがとうございます。