新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による影響について
皆さんご存知だろうが、COVID-19と名付けられた新型コロナウイルスに日本中が振り回されている。私の周りでもすでに中止となった演奏会が複数あり、その影響力を感じているところである。
さて、演奏会の中止といった判断を下すのは主催者であるわけだが、今週~来週にかけての三連休に抱えている演奏会は楽団責任者とステージマネージャーを兼任する私にその判断が任されることとなる。
詳しくは言えないが、当該の演奏会場は大阪府、北摂地域の某所である。既に大阪府としては府が主催するイベントの原則中止を決定しているという地域での演奏会である。たしかに大型イベント(演奏会を含む)はその会場をハブとして感染が拡大すると考えられることも理解できる。このような状況下で演奏会を行うのはいかがなものかと考える方がいてもおかしくないものである。
しかし、当団は演奏会開催の前提で話を進めている。これは我々がアマチュア楽団で有料公演を行うため、返金対応が必要となると手続きが困難となるからである。もちろん、不用意に混乱を招く判断をすべきでないといったこともある。
このような視点は数多くの要素の一部分しか見ることが出来ていないが、実際には開催するにせよ中止するにせよ多くの要素について考えなければならない。演奏会中止権限を持っているステージマネージャーとしての視点からまた今度纏めることとする。
(現在各所に連絡を取って消毒用アルコールの手配を行っているところである。やはりどこに行っても売り切れている中、筆者知人からの情報でなんとか最低限必要と思われる量の除菌シートとスプレーを手配することが出来た。厚く御礼申し上げたい。)