ステージマネージャーって何ぞや
そもそもステージマネージャーをご存知ない方もいらっしゃると思いますので…。
ステージマネージャーとはオーケストラや吹奏楽、室内楽の演奏会などにおいて、舞台進行・転換・トラブル対応等を行うスタッフのことを言います。
私が関西圏の人間ですので関西圏の楽団で挙げますが、京都市交響楽団では日高 成樹氏、大阪フィルハーモニー交響楽団では清水 直行氏といったように、楽団員(演奏者)とは別にステージスタッフとして楽団に在籍されている場合が多いです。もっとも、アマチュア楽団の場合は団内で一定舞台進行について決定する担当者を置き、演奏会当日は外部のスタッフに委託するということも多くあります(私もそのようなスタッフの1人です)。
業務内容についてすでに軽く触れましたが、実際のところ何をしているかというと「他の人がしない全てのこと」と表現するのが正しいかと思われます。オーケストラの演奏会では想定外の事態がつきものです。緊急時に演奏会を続行するか中断するか、舞台上はどのような状況になっているのか把握しつつ決定するのも我々ステージマネージャーの役目です。
他にも色々ありますが、色々あってから書いてもおそらく書ききれないほどネタが出てくるので現時点では「また今度」とさせていただきましょう。