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その本は誰が読むの?

こんにちは。
特に何もありませんでしたが、更新できていませんでした。なんとなく働いていても時間が過ぎていく環境で、意識しないと「学び」とか「成長」とかが発見しづらいんですよね。
やっぱり自らできない領域に飛び込んでいって先輩にアドバイスをいただくしかないですよね。がんばります。

では、表題の「その本は誰が読むの?」です。
これは先輩に企画を見ていただいた時にいただいたアドバイスです。
かなり初歩的だと思いますが、確かに重要な観点だと思いました。
もちろんこんな怖い言い方はされていませんよ😅


私が企画を立てる際一番気にしていることは、「自分が読みたい本かどうか」です。
自分が読みたくない本を担当する気が起きるわけないからというのは前提で、人口約1億人の日本の中で(読めるかどうかは別として)私1人だけが興味あるとは考えられないため、そこそこ潜在的読者はいるだろうという論理です。

ん〜……これだけじゃあ弱いみたいですねぇ……

私が今配属されている部署は、フィクションを扱う部署ではないので、基本的に編集者が企画を立てて本を作ります。
だから企画会議を通す際には「この本はこんだけ面白くてこんだけ売れる見込みがあるんですよ」ということを説明して納得させなければならないのです。
売れる根拠が「自分が興味があるから」「面白いと思うから」だけではGOサインは出ないみたいです。世知辛い!

よって企画を立てるためには自分以外の読者を見つけなければならないみたいですね。
その主たる例が「今こういう本が人気だから、この本も売れるはず」というものです。
誰かが作ったブームに乗るって癪じゃないんですかね?私は結構嫌ですけどね。
若手なので「自分でブームを作るんだ!」と息巻いていますが、会社の方々には温かく見守って頂いてたくさん挑戦させていただきたいものです(誰が言ってるんだ)。


まあこれはフィクション企画にも通ずる部分ではありますよね。出版するというのは意外と難しいものなんですね。


世の中「誰が読むねん」と思う本もいっぱいありますけどね。


私はこれから会議を通すために想定読者を探す旅に出ることになります。
自分的には企画は面白いので(それはみんな思ってるけど企画が通らないんですよ)、
客観的にある程度想定できる読者がいることを納得させられるようにがんばります。

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