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30代後半で転職、チャレンジを楽しむ生き方をヘンリーで

こんにちは、株式会社ヘンリーと申します。
ヘンリーは「社会課題を解決しつづけ、より良い世界をつくる」を企業理念に、人類にとって困難な社会課題に向き合い、解決しつづけます。まず、世界で最初に超高齢化社会を迎える日本の状況に着目し、持続可能な社会保障の仕組みをつくります。

今回は、そんなヘンリーの販売本部フィールドセールスのメンバーにインタビュー。なぜこのタイミングでヘンリーへ飛び込んだのか、どのような業務内容なのか、そして、ヘンリーで病院開拓をするおもしろさとは。本音を聞きました。第2弾は、2024年2月にジョインした金 成知(キン ソンジ)さんです。

 

自分の選択肢を、整理するための転職活動

— ヘンリー入社までの経歴を教えてください。

2007年、新卒で写真販売サービスを展開するベンチャー企業に入社し、約16年間勤めました。私が入社した当初、会社は創業5年目で、社員数も30名ほどの規模でした。そこからどんどん事業拡大を果たし、私はそのなかで、上場や事業統合など多くの経験をさせていただきました。

業務内容は、基本的には営業です。
事業内容は、撮影を希望する大会や行事などにプロのフォトグラファーを手配し、撮影した写真を販売するサービスでした。撮影権の獲得、フォトグラファーへの撮影ディレクション、撮影写真の販売など、幅広い業務を担当しました。
さらに、キャリアの後半では事業責任者を務め、事業の長期的な成長戦略を描きつつ、20名ほどのメンバーを率いる経験もさせていただきました。

そして、2024年2月、私にとって初めての転職活動を経て、ヘンリーへの入社に至ります。

— 新卒入社のベンチャーと成長をともにし、重要な役職も任されています。なぜ、転職を考えるようになったのでしょうか?

きっかけは、新型コロナウィルス感染症の流行でした。写真販売サービスは、イベントがなければ需要が生まれません。事業責任者だった私は「自分の力を試されるタイミングだ」と奮起し、メンバーで一丸となって、状況を乗り越えるために全力で仕事に取り組みました。

大変な局面が約2年続き、社会が落ち着きを取り戻すと同時に事業も少し復調し、次の成長に向けたチャレンジのタイミングとなりました。そのとき、ふと肩の力が抜けたのです。どこか燃え尽きたような気持ちが生まれました。
このままの状態で仕事を続けるのはよくないなと思っていたころ、ちょうど4人目の子どもが生まれるタイミングだったこともあり、育児休暇を取得することにしました。家族を支えつつ、自分自身を見つめる時間にできればと思ったのです。自分のキャリアを振り返り、次に何を目指すべきかを考え直しました。

これまで私は、縁あって新卒で入社した会社に勤めており、転職活動の経験は一度もありませんでした。今後の人生において、なにを大事にしたいのか、どのような選択肢があるのかを確認したいと思い、そのために転職活動をやってみることにしました。何か野心があっての転職活動というよりは、自分が納得して次に進むための転職活動で、結果的にもとの会社で働き続ける決断もアリだと思っていました。

ヘンリー社員に感じた、静かにゆらめく「青い炎」

— どのように転職活動を進めたのか教えてください。

3つの軸で企業選びを進めました。

1つ目は「誰と一緒に働くか」。
「何をやるか」も大切ですが、私にとってはそれ以上に、リスペクトし合えるチームで働くことが重要でした。成果にコミットすることは大前提で、そのうえでチームメンバーが、社内外の人たちに敬意をもちながら働く環境が、自分が大事にしたい価値観でした。

2つ目は「仕事と家庭の両立」です。
私は子どもが4人いて、周りからはよく「大変ですね」と言われます。しかし、実際は楽しくて仕方がないです。「仕事と家庭のどちらを優先するか」というトレードオフ的な考え方ではなく、どちらも全力で楽しみたいと考えていました。思いきり仕事ができ、そのうえで家族との時間も確保できる「トレードオン」ができる職場環境を重視していました。

3つ目は「心から情熱をもてる仕事」であることです。
どうせやるなら、世の中をよくすることに、本気で取り組んでいる会社で働きたいと思っており、高い志に向かってチャレンジしている会社かどうかを重視していたのです。

3つの軸で企業を探すうちにヘンリーに出会い、自分にぴったりの会社だと思いました。

— ヘンリーのどこを見て、それぞれの軸にあてはまっていると感じたのでしょうか?

リスペクトを感じたのは、面接や会話など何気ないコミュニケーションのなかでです。面接で、私に対して「何ができるか」を追求するような一方的なコミュニケーションは一切なく、お互いが選ばれる立場であることを前提に、対話をしてもらえました。代表面談の際、わざわざ1階まで迎えにきてくれたこともよく覚えています。小さな行動の積み重ねから、他者へのリスペクトを感じました。

仕事と家庭の両立ができそうだと感じたのは、働く場所や時間に柔軟性があったからです。ヘンリーはどこからでもリモートで働ける環境が整っており、毎日の出社義務はありません。実際、全国各地から働いている社員も多く、代表も含め、家族をもちながら働いている人が多い会社です。お客さまへの価値提供を最優先にしながらも、工夫次第で仕事のやり方を調整できることは、私にとって理想的な環境でした。

情熱をもって仕事ができると思ったのは、ヘンリーの社員が企業理念「社会課題を解決しつづけ、より良い世界をつくる」を心から信じていると、会話を通じて伝わってきたからです。高い志を掲げるベンチャーは多いですが、ヘンリーの場合、「優秀な方たちが泥くささも厭わず成し遂げようとする」という姿勢を感じ、「このチームで一緒に頑張りたい」と思いました。

— 「泥くささも厭わず成し遂げようとする」ですか...。なぜそう思ったのか、もう少し教えてください。

感覚的な話になってしまいますが、ヘンリーの社員は非常に落ち着いていて、表面的にはあまり感情を見せない人が多いです。いわゆるベンチャーっぽい、情熱を前面に出す態度が「赤い炎」だとすると、ヘンリーの場合は「青い炎」。わかりやすく燃え上がっていなく見えるけど、実際は赤い炎よりも高温で、強い信念を内に秘めていると感じたのです。私自身も、似たようなタイプだったので、ヘンリーは自分に合っているのではないかと感じました。

 

思っていた通りの職場環境、思っていた以上の社会課題

— 現在の業務内容を教えてください。

現在は、メインでフィールドセールスのフロントを担当しています。新しい病院とコミュニケーションを始め、信頼関係を構築する役割です。
まず病院が抱えている課題をヒアリングし、電子カルテの導入に関心があるのか、潜在的なニーズがないかを検討します。次に、各病院に最適な情報提供やアクションをおこない、導入へのサポートを進めます。実際にお話をさせていただくのは事務長が多いです。

— 働き出して感じたギャップについて教えてください。

ギャップは、ほとんどありませんでした。
たとえば働き方についても、ヘンリーは本当に制限がなく、社員それぞれが自分のスタイルで働いていました。営業部門でも、その柔軟さは共通です。社内の雰囲気も、各自が自分の仕事に集中し、お互いの考え方を尊重し合っているところは思った通りでした。実際に私の場合、朝の送り迎えや夕方の食事など、家族と過ごすコアタイムの捻出は、最大限に配慮してもらっていると感じます。

逆に、「聞いてはいたけど、本当にその通りなんだ」と驚かされることも多かったです。
たとえば病院に行くと、職員の方々が大きなカレンダーに手書きで予定を書き込む姿を目にします。勤怠管理もタイムカードを手動で打刻している状況が当たり前です。医療業界のデジタル化の遅れは、入社前に聞いていましたが、実際に目の当たりにして驚きました。

— 印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

私が最初に担当した病院のことは印象に残っています。私が貢献できたことは少ないですが、問い合わせ対応から導入まで一貫して携われ、自分の仕事への理解が深まりました。

とくに大きかったのは、病院側が抱える課題をリアルに感じとれたことです。病院は紙文化からの脱却を切実に望んでいるものの、さまざまな理由から進められないという現実を、ひしひしと感じました。病院の方々がどのような思いで患者さまに接しているのか、いかに地域医療に貢献したいと思っているのか、対話のなかで強く感じ、私に何ができるのかを考えさせられました。

— とくに印象に残っている、病院の方からの言葉はありますか?

「想いのある電子カルテになってほしい」という言葉です。システム自体は無機質なものですが、その先には患者さんがいます。そのことを忘れず、「血の通った電子カルテ」をつくらなければと強く思いました。

 

難しいチャレンジを「楽しみつくす」生き方を

— 最後に、今後の展望を教えてください。

直近は、早くヘンリーの営業担当として、一人前になることが目標です。現在のメインターゲットは中小病院ですが、将来的にはより規模の大きい病院へのアプローチも始まるはずです。会社の成長に私も、貢献していきたいと考えています。

個人の目標としては、仕事にも家族にも全力、という新しいチャレンジを「楽しみつくす」ことです。ヘンリーに入社してからも家族との時間を大切にさせてもらっています。

そのうえで、仕事にも全力を尽くしており、膨大な量のインプットからお客さまファーストの営業活動まで、全身全霊で臨んでいます。そのような生活を半年間続け、あらためて、私がやろうとしていることは、とてもチャレンジングなことかもしれないと思うようになりました。どちらも妥協することなく、100%楽しみつくす生き方を、ヘンリーで叶えたいです。

 

取材日:2024年9月
文責:Henry編集部


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