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isisotuu
2025/01/08 白鯨(上 94-106)
白鯨おざなり読み日記
2日前にちょっとしたやり取りでピリッとした空気になっていた職場の人にお菓子のラムネをもって声をかける。おれにはおれの言い分がある、と言いたくなるのを抑える。自分の内側から見ている眺めのリアリティを棚上げしてラムネを渡す。
語り手は宿泊することにした安宿で亭主に2人でひとつのベッドでよければ泊めることができると伝えられる。同じベッドの銛打ちは夜中にも関わらず外出中(亭主は頭売りをしていると言う、、)で、部屋にはいって先にベッドに潜り込む。そのうちにドアの下から光が漏れるのに気がつく。服を脱いだ全身入れ墨の銛打ちが、火と偶像をつかった儀式をはじめるのを"わたし"はベッドの中から恐る恐る眺めている。"わたし"の銛打ちへの怯えが妄想的に膨らんでいく。
とはいえ完全に妄想的とは言い切れないところもあって、銛打ちはベッドに怪しげな先人がいるのに気がついて「さわぐない、いいか、ころす」と言ったりもする。亭主が調停にはいることで誤解(?)がとけ、語り手は銛打ちと同じベッドで「こよなく」眠ることになる。
これで第三章おわり。
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